寒い寒い毎日が続きます。個人的には九州よりも暖かいと思っている小田原でこんなに寒い春はひさしぶりなのではないでしょうか。毎日冷たい雨が降って、ちょっと冷えてくると雪になる。これじゃジョギングもできやしない。毎日運動不足でむくむくと体がむくんできております。暴飲暴食を控えないと本当にヤバいかもしれませんね。そして、寒いためか疲れやすく突然冬眠するように眠ってしまうことがあるという。う〜む。
ホウボウのカツレツ:トマトソース掛け そんな僕の身体のことはどうでもよろしい。今年も、小田原では地元でとれる春告魚「魴鮄」(ホウボウ(竹麦魚、魴鮄<魚へんに方・魚へんに弗>) Chelidonichthys spinosus は、カサゴ目ホウボウ科に属する魚類。変わった外見と動作が特徴の海水魚で、美味な食用魚でもある。--ウィキペディア)が魚屋に並ぶ季節になりましたね。ってことで、ホウボウを買ってまいりました。これ、お造りにするととっても美味なんですけれども、刺身ばっかりが美味しい食べ方では無い!!ホウボウは骨やアラから良いダシが出るのでマルッとアクアパッツァとか、ブイヤベースとか良いナ〜と思うんですけれども…今日はカツレツにしちゃいますよー 1、三枚におろします。 ホウボウの捌き方は、コチ、アイナメ、ヤガラなんかの変なかたちの魚をさばく時も一緒みたいね。頭を落として、ワタを抜いて水洗いした状態から大名おろし。ちなみに大名おろしっていうのは背骨に添って切るやりかたで、中骨に身が少し残ります。骨に身が贅沢に残っちゃうのでそう呼びます。やり方はググれ。…わかった、今度ジックリ教えてあげるからスネないで、ね、ね。 2、軽く塩をふっておきます。 この後、出番まで邪魔なのでラップして冷蔵庫に突っ込んでおきます。 さーて、ここからトマトソースを作って行きます。 よくトマトソースとパルミジャーノチーズをかけて「ミラノ風カツレツ」とか呼ぶと思うんですけど、ミラノ風カツレツの‘ミラノ風’ってどこをとってミラノ風なんですかね?ポイントは「1、トマトソース 2、チーズ 3、バターで揚げる」ってとこなんでしょうか。う〜ん、でも、ミラノではレモンかけるくらいでトマトソースは使わないんじゃねえかなと思うんですよね。ミラノ行ったことないからわからないけどwww。 3、フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火でじっくりロースト 弱火で、ジワジワとニンニクの香りを引き出してオイルに香りを移してあげます。 4、フレッシュトマトではなく、ホールトマト缶を使います。ホールトマトは手で潰す。そのとき気になる皮やヘタがあれば取り除く。 とにかく、あちこちググって、レシピなど見ると、トマトソースやミートソースは「たくさん作ったほうが美味しい」というのをよく見る。そして「二週間くらいは冷蔵庫で保存できる」わけだが、それは全くおっしゃる通りだと思う。しかーし!僕の心情ではその日に食べるものはその日に片付けたいのだ、冷蔵庫が無駄に色々と物が増えていくのは嫌だ。そして、できるだけ短時間でサッとできるようにしたい。それには先ずトマトソースを作ってしまう事にしているの。これでもちろん時間も短縮できる。トマトソースの作り方のコツは料理番組の人気者イタリアンレストランLA BETTOLAのシェフ落合務先生がTVで言っていた ■フレッシュトマトではなく、ホールトマト缶を使う。 ■ホールトマトは手で潰す。そのとき気になる皮やヘタがあれば取り除く。 で、いきたいと思います。それさえ押さえておけば後は火加減だけだからねえ。潰したホールトマトをフライパンにあけて強火にかける。このとき、ふちのまわりが焦げないようにへらで混ぜるの。中央がクツクツとしてきたら弱火にして塩をひとつまみ投入。目安は5〜6分、粘り気が出てきたら完成。 ちなみに今日は、コアントローを隠し味にチョイたらししております。 さーて、ソースもできたところで、本日の主役の出番です。 先ほど、冷蔵庫で眠らせていたホウボウちゃんをとりだしてきます。僕はこのタイミングで、ブラックペッパーをふっておきました。 5、ここで、必殺の「パン粉モミモミ!!」 D,侯爵のフライ料理ではもはや定番の必殺わざとなりましたが、今回も「パン粉モミモミ!!」でございます。パン粉を手でモミモミしてあげて、細かくすることでしっかり衣がついて、しかも仕上がりがカラッと揚がって、食感が驚くほどサクサクになります。 6、小麦粉をまんべんなくまぶし付けてから、卵を溶いたボウルにつけて、もう一度小麦粉をまぶし、さらに再び溶き卵をつけ、パン粉の上に落としてまぶしつける (小麦粉→溶き卵→小麦粉→溶き卵→パン粉の順番) はい!!ここで、また必殺技ですよ!小麦粉→溶き卵の過程を二回繰り返すことで、しっかり卵がついてパン粉が全体にしっかりつきます。小麦粉→溶き卵→小麦粉→溶き卵→パン粉の順番です。僕も「小麦粉→溶き卵→小麦粉→溶き卵→パン粉♪」とリズミカルに口ずさみながら作業を進めています。 先の「パン粉モミモミ」と「小麦粉→溶き卵→小麦粉→溶き卵→パン粉♪」さえ覚えておけば、大抵のフライものは絶対失敗しません。お子様をファミレスに連れて行くと「おかあさんのほうがおいしい」と言い出すこと間違い無しです(←また、言い過ぎ) 7、フライパンにオリーブオイルとバターを入れてバターが溶けたら魚を投入 きつね色になったらひっくり返してもう片面も同様に焼く。 さっきも結局、‘ミラノ風’ってバターの味だと思うんですけど、と言うことはバターのみで焼いたほうが美味しいのだろうかとも思います。でもやっぱ、大量にバターを使ってしまうと「カロリーが…」って気になる方、多いんじゃないかしら。ってことで、僕はオリーブオイルにバター10gという感じにしときました。 だって、ミラノ行ったことないんだもん。 そんなわけで、今回はあくまで「ミラノ風カツレツ」ではなく、「カツレツ:トマトソースがけ」ってことで。もっと研究しておきますよ。いつか本場でカツレツを食べるその日まで。 8、お皿に盛りつけてトマトソースとチーズをかけて完成!! 今回は冷蔵庫にあったクレソンを添えておきました。とっても良く合いましたよ〜。 今回もとっても美味しくできました!! なんで僕ってこんなに料理じょうずなんでしょううへへへへ〜 (´<_` )弟「うめえな!このアジフライ!!!すげえ!!」 ………節子それ鯵ちがーう!!・゚・(ノД`)ウワーン orz ■おまけ■ ホウボウの口から深海魚でてきたよ〜 ちなみに、明日は… □告知□ 次回の生配信はいつものポッドキャスト公開録音生配信の予定を変更して D,侯爵とDJ電撃姫がお贈りする朝まで酔いどれトークショー題して 「D,侯爵と電撃姫の朝まで酒瓶一本勝負!!」 2010年 2月19日(金) 22:00時〜 http://www.ustream.tv/channel/marquis_de_d D,侯爵とその教育係を先代から任されているメード長DJ電撃姫がD,侯爵家の定例‘夜の勉強会’で繰り広げるめくるめく愛の一本勝負。という設定で朝までに大好きなお酒を一本飲み干してやろうという極楽番組。裏を返せば一本飲み終わるまで放送が終了してはいけないという地獄のデスレース!!果たして二人は無事次の日仕事に行けるのか!!二人とも連日連夜の深酒&徹夜イベント続きでパンパンに腫れ上がった肝臓に爆弾を抱えつつお送りする超絶酒乱淫乱番組。シモ神様の小学生レベル以下の下ネタも大人気!! このくだらなさにあなたはどこまで耐えられるか!!精神マゾヒスト専用拷問新春特別企画。を予定しております。僕らの体調などの都合で予定は変更になるかもしれませんが、そういう時はご了承ください。作業用BGMにもなるとかならないとか。って、まあ暇な人は遊びにきてよね〜vv ■}{ 備忘録 }{■
by marquis_de_d
| 2010-02-18 19:28
| 料理の一喜一憂
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『D,の部屋』
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