ソーダ水と煙草の香りの仄かに漂う夏の夕暮れ。
夢ってたいがい覚えてる。昨日は見たことも無い綺麗なチョウを見つける夢だった。今日は仕事の夢とイベントの夢。僕が「夢を毎日見る」「夢を覚えている」というと驚く人もいる。夢を見ない、夢を見ても忘れてしまうって言う人が僕のまわりにはわりと多い。僕の場合、夢を見ている時は「これは夢だ」と思っておらずに現実と錯覚してしまっていることがほとんどで、夢を夢と気がついていることの方が少ない(きっと夢の中で死んだら僕は死ぬだろう、とおもうくらいに)。僕の夢には色も、匂いも、味も、音楽もハッキリしていて(鮮明とまでは言わないまでも)現実というより古い映画の世界に入り込んでしまった様な感覚である。そういえば肉体の感覚はフワフワした酒によった時に似ている気がする。(今朝見た夢の中でも僕はビールを飲んでいた)
だから、夢というより別の次元、あるいは平行世界の自分自身が経験していることのように感じるんだ。きっと、幻夢郷の世界はこういう感覚なんだろうと想像しながら夢と現実を行き来しているというわけ。
きっと、夢を忘れてしまう人は夢を「夢」と割り切っている。というか、夢を見ている時に「コレは夢だ」って確信を持ちながら見ているんじゃないかな、と想像する。
リアルじゃないものは記憶にとどめるほどの価値を持たないのかも。
今日からまた京都出張。
明日関東に戻ります。
今年は八月なのに何だか忙しいな。
■}{ 備忘録 }{■