むかし、小田原駅前には大きなネオンのコカコーラの看板があってね。そのネオンサインが美しく点滅して輝いていた事を思い出したんだ。突然ね。
思えばあれが無かったら僕は今でもこんなにコカコーラが好きではなかったかもしれないな。
今日も「休めるときは休むというのが人生の鉄則」と勝手に決め込んで仕事はほったらかして半日を眠って過ごしました。朝食後の二度寝からさらに三度寝して昼過ぎにようやく布団から這い出す。半日は休息、そして半日は人生のリハビリですよ。早朝目が覚めた時、久しぶりに、とても楽しい幸せな夢を見たんです。
友人達とバス旅行してるんだ。鍋さんとユミコロとデンゲもいてね。すごく幸せで、夢を見ている間もとても不安だった「これは夢じゃないか?」ってね。目が覚めたら消えてしまう幸せな夢を見ると僕はいつも憂鬱になるから。そして、やっぱり目が覚めて、それが夢だった事がわかってからとても寂しくていつものように憂鬱な朝を迎えた。こんなことなら毎朝ヒドい寝汗と肩こりと足の痛みを伴って現れる悪夢達の方が良い気がしてしまう。だって、目が覚めたらみんな消えてしまうから。幸せな夢から覚めて現実に絶望するよりも、悪夢から覚めて今朝も生きて現実世界に目覚める事が出来た事を喜んだ方が良い。だから、また夢を見る為に三度も寝なおしたりして。
でも、夢を見るよりも夢になりたいよね。
一年くらい朝食は毎朝、目玉焼きとご飯と納豆とみそ汁。でも全然飽きがこないんだな。ワンパターンなマンネリメニゥでも、深夜にお腹がすいてくると、ちゃんと朝ご飯が待ち遠しくなる。みそ汁のバリエーションでいつも新鮮に感じるのかも。昨日はワカメのみそ汁。今日は里芋と大根のみそ汁。
目玉焼きの味付けは塩と胡椒。そいつをどんぶりご飯に乗っけてに乗っけて、たまに醤油をちょっとかけて食べる。卵かけご飯よりも目玉焼き丼にしてるの。ズルズルになったり醤油でじゃぶじゃぶになったりしないし、なにより卵かけご飯に比べれば洗い物がずっと楽で良い。
『美味しんぼ』(1989年「のり巻き合戦」単行本第18巻)で出てきたときは「あんだけ御託並べてこれが出てくるのかよ…」と若い脳味噌でもそう感じたけれども、あれを読んだら絶対一度は試してしまうのが「目玉焼き丼」だよね。
そういや池田満寿夫はウスターソースかけて「コロンブスの卵丼」て名前つけてた。名前つけちゃったもん勝ちというネーミングの料理。
今日は大根と梅の膾もつくってみた。大根は塩でもんだ後、水に晒して塩抜きしてお酢と出汁と刻んだ梅干しを和えただけの簡単な料理。
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