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■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』、第弐拾禄夜■
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アワー・コネクション

いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー / コロムビアミュージックエンタテインメント





さて、今夜は予告したとおり先週のいしだあゆみブルーライトヨコハマに続きまして

いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリーの
『アワー・コネクション』というアルバムから聴いていただきます。

先週はね、いしだあゆみをかけてくれというリクエストに
お応えしての放送だったんですが、ブルーライトヨコハマだけ
だったんでね、ちょっと物足りないかなと
いうことで、今夜はいしだあゆみばっかり聴いてもらおうと。

ただ、やっぱり、ただベスト盤からのチョイスしてかけるっていうのもね
そういうのはちょっといかにもすぎるので、
そこはもっと、るるいえっぽく、D,侯爵っぽくね、ありたいなと思うところで
ありまして、今夜は

1977リリース
いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリーの
『アワー・コネクション』というアルバムから聴いていただきます

このアルバムもうホント素晴らしいの一言でして
はずれなし。頭っから尻尾までぎっしりアンコの詰まった
極上のたいやきのような作品なんです


■今夜聴いていただいた曲■

いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリーの
『アワー・コネクション』というアルバムから

私自身

ダンシング

バレンタイン・デー

黄昏どき

真夜中のアマン

ムーン・ライト




私自身
ダンシング


いしだあゆみ

ティンパンアレーファミリーの
サポートを受けて誕生した傑作
歴史的名盤と言われております。「アワーコネクション」という一枚です。

素晴らしいアルバムでございまして、
いろんな音楽要素がすんごく詰まってて
もう、全曲紹介したいくらいなんですけれどもね、
まあ、そうもいきません、とにかくなんとか六曲選びましたけれどもね

ティンパンアレーというのは
メンバー多忙により1970年後半には自然消滅してしまった
スーパーグループ
まあ、メンバーを見れば当然だよね。
エレクトリックベース&フォークギター細野晴臣、
エレクトリックギター鈴木茂
ドラムス林立夫
キーボード佐藤博、
そして松任谷正隆、だけはこのアルバムには不参加だったみたいですね
70年代80年代に大活躍していまでももちろん大活躍の大御所というメンバー
多忙で自然消滅も当然と頷けますね

このアルバムはその他ゲストミュージシャンが豪華でね
キーボードに矢野顕子、ムーンライダーズの岡田徹
ピアニストの羽田健太郎
サックスはキングオブサックス、ジェイク・コンセプション

パーカッション浜口茂外也
ひょっとするとフルートとかもそうかも知れませんね
1975年のティンパンアレーのツアーにはフルートで参加してますからね

そしてコーラスが
山下達郎、吉田美奈子のコンビで

最強過ぎますね。そんなメンバーでもって作成されたこのアルバム

また、歌詞がおそろしく秀逸なんだわ。

グラスの底に、コーラが少し、煌めく街がが映ってる

なんてね、一瞬どきりとしますね
冷静に考えるとそんなもん映るかいな
ってなるはずなんだけれども、この部分が気になって何度も何度も
レコードをかけ直しちゃうんですね。



バレンタイン・デー
黄昏どき



まあ、これを聴いて、なんだJ-Popじゃんか
ってなるんだろうと思うんだけれども、
これは1977年のリリースだからね。

この頃流行っていたのはひとつにはアイドルポップスの時代
1971年からはじまった「スター誕生」の存在は大きいよね
そして75~76年というのは世界的空前のディスコブーム
ダンス向けの16ビートとかいった跳ねたリズムを時代は求めていた
77年は映画「サタデーナイトフィーバー」の公開

そんな時代ですよ。

しかも
J-Popという括りが出来たのはこれから10年後
1988年にJ-WAVEが日本ポピュラー音楽を
指すことばとして作ったジャンルですからね。



だからこのいしだあゆみとティンパンアレーを中心とした
ニューミュージックのアーティスト達が集結した
1977リリースの
『アワー・コネクション』というアルバムは
1980年以降に出現する
シティ・ポップス
和製ポップス
そして1988に確立されるJ-Popというジャンルの

ひとつの根源にルーツに位置するんじゃないかと勝手に思っているんですけれども



このニューミュージックというのは
ちょうど70年代から80年代という日本ポピュラー音楽界には
都会的情景を織り交ぜたポップ調のサウンドを特徴とする
ニューミュージックというジャンルが存在したわけだけれども、
ニューミュージックというのはフォークをルーツにしているんだよね
ただ、フォークといえばギター一本で歌う、曲よりも詩を重視する傾向
メッセージ性重視なのに対して、ニューミュージックはより楽曲を重視して
編曲家やスタジオミュージシャンが主体となって複雑な音楽を作る
70年代初期なら吉田拓郎、中島みゆきとかね

ただし、フォークをルーツとしているので
自分で作曲して自分で歌うシンガーソングライターという立場を
とってる。ここがいままでの歌謡曲とは違うわけなんだけれども、

このアルバムはいしだあゆみが歌ってる。
つまり これは あくまで歌謡曲の流れなんだよね
で、それは正にJ-Popのあり方であって、10年は先行っちゃってるわけですよ。

それにジャケットのいしだあゆみもスゴく綺麗でカッコいいんだよ。
セピア調の写真でロングコートを着たいしだあゆみがバサッて振り返ってる
背景は真っ黒なんだけれどもナゼか都会感が醸し出されてる
これがなんかウィノナライダーみたいなんだよね。
「ナイト・オン・ザ・プラネット」みたいな感じ。




真夜中のアマン
ムーン・ライト



さっきから、歌詞が素晴らしい
歌詞が素晴らしいを連呼しておりますが、

作詞は橋本淳

ザ・タイガースのヒット曲の大半を手がけ
他にもねヴィレッジシンガーズ「バラ色の雲」とかね
60年代から70年初頭までのグループサウンドのイメージ形成に
非常に深くかかわった人でありますけれども、

橋本淳の作風は
音楽評論家 高 護
の言葉を借りますと

リアルな「都会の洗練された感覚」を
フィクションとして再現したところが特徴である

というのが正鵠を射ております

これがああなったからこうなったという従来の
歌謡詩に見られた因果律を意図的に逸脱させて
かつ、物語の要素を極限まで制御した
歌謡詩を散文詩として成立させる手法

いしだあゆみと橋本淳 筒美京平の初期作品では
1968「太陽は泣いている」とかに
その初期の完成形が見られるわけですが

いかがでしたか、今夜のラジオルルイエ
1977リリース
いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリーの
『アワー・コネクション』というアルバムから聴いていただきました。



なんだか台風の季節になってきましたのでね

吹き飛ばす石は浅間の野分けかな

みなさまもくれぐれも吹き飛ばされないように
お気をつけてお過ごしくださいね。

また、番組へのご意見ご感想
罵詈雑言美辞麗句ございましたら
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by marquis_de_d | 2012-09-02 20:00 | RADIO R'lyeh
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