■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』、第蜂拾苦夜■
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カルトGSコレクション(クラウン編 Vol.1)

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カルトGSコレクション(フィリップス編)

オムニバス / マーキュリー・ミュージックエンタテインメント



■今夜お送りした曲■


きよしこの夜/小畑ミキ
サンタクロースが町に来る/小畑ミキ
恋はもうたくさん/ザ・ダイナマイツ
朝まで待てない/ザ・モップス
スペイス・エクスプレス/ザ・サベージ
J&A/ザ・クーガーズ

きよしこの夜/小畑ミキ

1967.10

小畑ミキちゃんの
なんとまあ、
キュートでシュールな
クリスマスソングを御聞きいただいたわけですが


ルルイエらしからぬ
選曲と思われたかも
知れませんが
のんのん、
そんなことありません

この演奏を
ヴァン・ドックスが
つとめていると
ちまたでは
もっぱらの噂の曲なんですね

コンパクト盤の
『ミキのクリスマス』に
収録されているナンバー

モデル出身のミキちゃんは
ユニオンの
女性和製ポップス・シンガー第一号。
67年4月「初恋のレター」で
デヴュー。ボルテイジと
おなじ富士音楽企画に所属。
本名は大畑ミキ

1950年生まれ4月8日生まれ
アメリカ人の父親と
日本人の母の間に生まれる。


B級GSのガール版
と言った存在で

小畑ミキの
レコードには
GSがバックをやっていようと
無かろうと
GSファンを
惹き付けるなにかが
あるような気がします。

67年7月リリースの
アウト・キャストが
コーラスをつとめる
「ジェーン・ジェーン~あいしてる?」

そのB面
「ハイ・ミスター」
も素晴らしいんですが

67年10月に
出た4曲入りのコンパクト盤
『ミキのクリスマス』


ステージに犬を連れてきて
演奏するという妙な
パフォーマンスで
知られたバンド

ヴァン・ドックスを
バックにしたもので

不安定な
音程の演奏が
シュールな雰囲気を
醸し出しています。

では

もう一曲
そう思って聞くと
シュールな
サイケ感がある
ことに気がつくかと
思いますので


コンパクト盤の
『ミキのクリスマス』に
収録されているナンバー


サンタクロースが町に来る/小畑ミキ


コンパクト盤の
『ミキのクリスマス』に
収録されているナンバー
に収録されている曲
「サンタクロースが町に来る」
GSの同伴者的イメージの強いミキだが、

67年12月リリースの第三段
「もしも私が b/w あなたが大好きよ」
なんかもアウト・キャストが
バックをつとめておりますし


唯一の主演映画である
『ある色魔の告白ーー色欲の果て』
(日活/68年8月封切り)

でもアウト・キャストを
バックに歌うシーンがあるらしい。

彼女のフレンチで
モッドでビザールで
一人GSな歌の数々は
テイチクのだしている
CD「キューティーポップコレクション Love Letter Edit」
などで聞ける。

そのほとんどの
曲が彼女の
自作詞というのも
60年代に英国で活躍した
自作自演のガール・シンガー
トゥィンクル
みたいで
イカしているので

曲がGSっぽかろうと
なかろうと
一応集めてみる価値はある。


まあ、現代日本の12月の
都会の喧噪っていうやつは

クリスマスソング
の浮かれ気分の
裏に路地裏のような
冷たさが潜む

サイレンナイトは
ロンリーナイトな
あなたと過ごす
ルルイエ30分
でございますから
次の曲は
ぐっと現実に
立ち返りまして

恋はもうたくさん/ザ・ダイナマイツ
朝まで待てない/ザ・モップス



「恋はもうたくさん」(1967/11)

デヴューシングル
「トンネル天国」

(日本の60年代
ガレージパンクの
古典とも言える大傑作。)

のB面GS屈指の名曲の一つ


(唯一のアルバム『ヤングサウンドR&Bはこれだ!』(1968・4)収録曲)
瀬川洋の蓮っ葉な唱い方が曲調にマッチしている。




カルトGSの最高峰として
評価されている

ザ・ダイナマイツ

カルトGSという言葉が最もふさわしいバンド

当時あまり売れなかったが
80年代に入って再評価され
ネオGSもこぞって
カヴァー・ヴァージョンを発表している。

瀬川洋(せがわひろし)と
山口富士夫という
二枚看板でデヴューした
玄人向けGS


もともと米軍基地で
人気を博したモンスターズという
バンドで
中にはFENの放送で
スケジュールをチェックして
相模原、座間、厚木、など
各地のキャンプまで
追いかけて聴きにくる
ファンまでいたという

立川のジャズ喫茶”ドミノ”に
レギュラー出演するようになった頃
彼らの評判を聞いて
”ニッポン企画”なる
事務所の社長と
米国RCAの関係者と称する
アメリカ人が現れて
向こうのRCAからデヴューさせる
ような口車にのせられて
ほいほい契約してみれば
ふたを開ければ実際には
日本ビクターからのデヴュー。
名前もビクター側の命令でもって
ザ・ダイナマイツと改名させられて
モップスとサニー・ファイブとセットで売り出されたという
本人たちには不本意なデヴューだったものの

「爆発するエネルギー・リズム・アンド・ブルース・サウンド」という
キャッチコピーでオリコン73位に入るまずまずの滑り出しだった。







朝まで待てない/ザ・モップス

薄めのファズ使用で
サイケ度はそれほどでも
ありませんが、何を隠そう
これが阿久悠の出世作となります

内発性があろうがなかろうが
モップスが
サイケデリック・ミュージックを
標榜して登場してきた
日本最初のバンドであることは
事実である

1966年、埼玉で
結成されたこのバンドは
当初は
ヴェンチャーズ・ナンバー
などをレパートリーとする
エレキインスト・バンドに
過ぎなかった

そこに鈴木ヒロミツの
加入によって
ヴォーカルにも
取り組むようになり
やがて
埼玉や都内のディスコテーク
ゴーゴー喫茶などで
活動を始め
67年には
GSブームを見越した
ホリプロと契約を結んだ。

GS戦国時代に突入する
67年、秋の
レコードデヴューに際し
なんとか他のバンドと
区別化を計ろうと策が
ねられた結果、
日本最初のサイケデリック・グループ
として売り出されることになった。

これは
事務所の社長、堀 威夫の
アイデアで
彼はちょうど、その年の
夏に訪れたサンフランシスコで
フラワー・ムーブメントを
目の当たりにし、
「次の時代はこれだ」
と直感していた。

ジェファーソン・エアプレインなどの
レコードを聴かされた
モップスは
これなら自分たちの
カラーともマッチすると
乗り気になったのであった。

67年11月デヴュー盤
「朝まで待てない」が
ビクターからリリースされた。


奇抜な衣装をまとい、
目隠しをして歌ったり
ドラムが真横を向いて演奏したり
プレスを呼んで
「LSDパーティー」と
銘打って、
当時、バナナの皮を乾燥させて
それに火をつけて煙を吸うと
似たような感覚を味わえる
というオカルトがあって
それを
関係者各位に

「こんなもんだよ」
なんて言って
かがしたりなんかして
そんなパーティ

開いたりと
サイケデリック・イメージの
演出につとめた結果
この曲は
オリコン38位までいった




スペイス・エクスプレス/ザ・サベージ


65年10月、フジテレビの
勝ち抜きエレキ番組で
『勝ち抜きエレキ合戦』に
出場し、
四週連続チャンピオンとなり、

さらに日テレの
『世界に飛び出せニュー・エレキ・サウンド』
にも出場

66年にグランド・チャンピオン
に輝いてプロとなり

66年8月デヴュー曲
「いつまでもいつまでも」
1966年という時代を反映した
牧歌的なフォーク・バラード
だがアマチュアっぽさが
新鮮で大ヒット。

一躍スターの座に
ついたグループ。

66年12月に出た
ファーストLP『リズム・アンド・ブルース天国』
に収録されている。
「スペイス・エクスプレス」は
B面の6曲目、ギターの渡辺昌宏作曲
スプートニクスを彷彿させる
スリリングな
スペース・インスト・ロック









J&A/ザ・クーガーズ(1968/2

三枚目のシングル「好きなんだ」のB面

これはかっこいい。

カッコイイ
スカスカのガレージ

こういう曲をやれる
ってのが素晴らしい

この60年代ガレージ・バンド特有の
スカスカの音は
いまやろうとしても
再現することはきわめて難しい。

テクテク天国の印象が
強烈すぎるので
逆にこういう名曲は
埋もれてしまっている

(といってもテクテクも埋もれているが)

実際に1年で4枚のシングルを
だしているもののヒットには繋がらず
この年、1968の夏には解散に追い込まれてます








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罵詈雑言美辞麗句ございましたら
「ラジオルルイエD,侯爵宛」でお便り待ってます。
リクエストや、質問なんぞも受付マッス!

お手紙お葉書などファクスなどどしどし御寄せください。

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「ラジオルルイエD,侯爵宛」

〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地 小田原市役所1F

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by marquis_de_d | 2013-12-22 21:00 | RADIO R'lyeh
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