■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』、第壱佰壱拾二夜■
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■今夜お送りした曲■



軍艦行進曲/東京ベンチャーズ
戦友/東京ベンチャーズ
ああ紅の血は燃ゆる/東京ベンチャーズ
ゼロ戦/ザ・フィンガーズ
サハリンの灯は消えず/ザ・ジェノヴバ
いとしいドーチカ/ザ・ジェノヴバ
さよならサハリン/ザ・ジェノヴバ
想い出のムーン・ストーン/ザ・ジェノヴバ


軍艦行進曲/東京ベンチャーズ

66年11月に発売された
東京ベンチャーズ名義でだした
唯一のレコード
『軍艦行進曲』の収録曲

東京ベンチャーズは
エレキ・ブームの波にのって
いくつかのバンドプレーヤーが
あつまり1965年に結成

もっぱら新宿の
ジャズ喫茶「ラ・セーヌ」を
拠点に活動し
NET(現在のテレビ朝日)『エキサイト・ショー』に
準レギュラーで出演

65年12月には日劇で行われた
『エレキ・バンド・ショー』
にも出場した

そんなわけで
今夜はずばり戦争物

GSにおける 
軍歌など戦争物の解釈を
勉強して行こうと思う
わけであります。

戦争というだけで
毛嫌いする人も
少なからずいる
そういう時代かと
思いますが

昭和初期のNHKが
「流行歌」から「歌謡曲」
と言い換えた1933年(昭和8年

そして1936年の2・26事件

そして翌年の日中戦争あたりで
じわじわと歌謡曲のあり方が
変わってきて
いわゆる
満州物といわれる
歌や軍歌が生まれてきた

そんなさなか
1936年4月リリースの
渡辺はま子の歌う
『忘れちゃいやよ』

六月に
発売分布禁止措置になり

内務省から時局をわきまえろと
翌年の1937年
実際にレコード制作、作詞者、作曲者側に
規制をかけることになる

これによって
日本の歌謡曲は
何でもアリから
軍歌 軍国歌謡
一色の世界になった経緯がある

すなわち

GS時代1966年における
GSによる軍歌解釈は
ひとつの
リバイバル志向を狙った
物なのかもしれない



戦友/東京ベンチャーズ
ああ紅の血は燃ゆる/東京ベンチャーズ


悲壮な軍歌もエレキもの
となると途端にお気楽な
ムードが横溢いたします。

ジャイアンツが65年にだした
「恋愛射撃隊」などと
比べると学生寮歌的な
バンカラ唱法でないところが
斬新であります。

なお、東京ベンチャーズの
当初のメンバーは
ヴォーカル:本山智昭
リードギター:近藤正邦
ドラム:古川かおる
サイドギター:清水秀男
ベース:足立馨
サイドギター・ヴォーカル:三好純

の六人でした

(シルビーフォックス結成にともない
本山智昭はピート七福、清水秀男はダン清水と改名)

66年になると
近藤に変わってスペイスメンから
渡辺昌宏が入ってきましたが

11月にはサベージへ移籍しています

しかし、66年11月のリリースの
コンパクト盤『軍艦行進曲』の
ジャケットにはしっかり
右端でエレキをもっている
姿が映っております。



ゼロ戦/ザ・フィンガーズ



フジテレビ『勝ち抜きエレキ合戦』で
優勝しおなじみになった



荒井由美が
このバンドの
取り巻きだったことは
有名な話

65年には
慶大風林火山杯
日米対抗バンド合戦
グヤトーン全国アマチュア・バンド・コンテスト
はじめ数々の
エレキバンドコンクールに出場し
賞を総なめ
さらに66年の
「勝ち抜きエレキ合戦」では
グランド・チャンピオン
となり全国にそのなを
轟かせた
慶応大学の実力派エレキ・バンド

本作は67年7月にでた
2枚目のシングルのA面で
リーダーの高橋信之
(高橋幸宏の兄)の作った
哀愁味あふれるインスト・ナンバー

ザ・フィンガーズは
レコードでは初期は
主にエレキ・インストで
もちろん、腕に自信が
あるゆえでしょうが、
しかし
GSブーム真っ盛りのころには
時代遅れ感が否めなかった




サハリンの灯は消えず/ザ・ジェノヴバ
いとしいドーチカ/ザ・ジェノヴバ
さよならサハリン/ザ・ジェノヴバ


サハリンの灯は消えず/ザ・ジェノヴバ(1968.2

作曲家、北原じゅん氏が
門下生を集めて
67年10月に結成したグループ
当初は
水戸浩二のバックバンドとして活躍

67年12月の水戸のシングル
「君さえいれば」でも
レコードには記されていないが
演奏をつとめています。

歌声運動の昔から
ロシア民謡というのは
世界中で日本人に最も
親しまれているのだから
それにGSサウンドを
プラスしたら
受けること間違い無し
ということで

これまでの米英中心の音楽から
ソ連に目を向けてみようと

シベリア・サウンド
ロシア/ソビエト・サウンド
なるものを
発表したら
きっと受け入れられるであろう
という
かなり強引な
理論で登場したグループ

ロシア民謡をモチーフとした
シベリア・サウンドを
特徴として、
文字通り
樺太(サハリン)を
テーマにした
デビューシングルの
A面『サハリンの灯は消えず』は
力強い歌い方と
望郷の念に駆られるような
メロディーで
オリコン37位まで上昇するヒット。

これに気を良くしたのか
その後も68年5月に
シベリア・サウンド第二弾「いとしいドーチカ」

冒頭のロシア民謡のハミングから
力んだ歌い方が特徴の楽曲が

洋楽かぶれ系GSにはない
質感で聞き応え充分


所属事務所ミュージック・フレンドの
社長からロシア語もならうほどの
入れ籠み様で

68年7月に
シベリア・サウンド第三弾
あくまでサハリンにこだわり続けた
「さよならサハリン」を発表


とロシア・樺太をテーマにした
レコードを次々出していますが
デヴュー曲ほどは
売れなかった。

そもそも、
昭和元禄の
若者たちに
引き揚者の
心情を歌わせる
必然性はどこにあったのか。


想い出のムーン・ストーン/ザ・ジェノヴバ

68年7月に発売された
「さよならサハリン」のB面


ムーン・ストーン(月長石)は
スリランカ・インド・ミャンマーが
産地として有名ですが

ロシアでも産出されるそうで

よってこの曲も
シベリア・サウンド・シリーズの
ひとつということ



ラジオルルイエでは
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by marquis_de_d | 2014-11-16 21:07 | RADIO R'lyeh
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