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■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』、第弐佰四拾九夜■
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こんやもラジオルルイエ
今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく…


□ 今夜紹介する楽曲 □

バザズNo.1/伊集加代子
バザズ天国/ザ・キューピッツ
シー・ラヴズ・ユー/ザ・キューピッツ
エイト・デイズ・ア・ウィーク/ザ・キューピッツ
チケット・トゥ・ライド/ザ・キューピッツ
人間の醜さがひき起した奇怪な美しさの哀にひそんだ不快な感情を題にした詩/マキシマム
ハイビスカス・レディー/マキシマム

バザズNo.1/伊集加代子


1968年4月
「バザズ天国」の
カップリングになっている
インストナンバー

マックスファクターが
1968年
夏のニュー・メイク・アップ・ファッション
として打ち出した
イメージ・ワードが
「バザズ」
その化粧品のテーマ曲が
「バザズ天国」
そして
「バザズNo.1」だった

スピード感のある
スリリングな
ナンバーで

シンガーズ・スリーの伊集加代子の
スキャットが挿入されている

伊集加代子といえば
スキャットおばさん
スキャットの女王 
と呼ばれていますが

アニメソングファンには
アルプスの少女ハイジの
あまりにも有名な主題歌「おしえて」

ルパンシリーズ第一期の
ボーカル入りBGMの
女性ボーカルを全面的に
担当していることと、
第二期の「Lupin the Third」のコーラスで有名

また
11PMの「シャバダバシャバダバ」という
スキャットと言えば
ピンとくると思います。

すなわち、ネスカフェゴールドブレンドの
「ダバダ~」のスキャットもこのかた。


バザズ天国/ザ・キューピッツ


先月、マキシマムの
1975年のナンバー
「人間の醜さがひき起した奇怪な美しさの哀にひそんだ不快な感情を題にした詩」
を紹介したところ
非常に好評をえまして
Twitterでの反応も
なかなかよろしい
そこで
今夜はちょっと掘り下げて
行きたいと思います

マキシマムの前身は

1965から69年頃までに
活動した
ザ・キューピッツ
という姉妹デュオであります

早速、
お聴き頂いたのは
キューティ・ポップの名盤
「バザズ天国」

ザ・キューピッツは
1965から69年頃までに
活動した埼玉出身の
小島孝江(1947年12月26日生まれ
小島洋子(1949年7月18日生まれ
による姉妹デュオ

よく、双子と紹介されている
ようなんですが
生年月日からわかるように
双子じゃありませんね

双子なのはレモンレンズのほうです。

素晴らしい圧倒的な歌唱力
シュープリームスのような
パンチとグルーヴ感のある
ボーカルの掛け合い
が聴けたかと思います



ザ・キューピッツの
活躍はビクターから
クラウンレコードに
移籍してから
興味深い三枚のシングルを出して
おりまして

とくに
1968年にワイルドなナンバー
『バザズ天国』がリリースされる

オルガン・ビートと
スキャットの
融合した超ダンサブルなナンバー

このキラー・ダンスチューンを
作曲したのは
エミー・ジャクソンの共作者
である湯川れい子
というのも興味深い。

1968年といえば
この年のニューリズムは
「ブーガルー」と
何度も紹介して
リスナーの皆様と
勉強してきたわけですが

この「パザズ」は
「ブーガルー」に対抗する
68年国産ニューリズムとして
売り出されたという
事実も無視できません


しかし、ザ・キューピッツといえば
65年
ビクターかららでた
デヴューシングル
セカンドシングル
である
ビートルズの
カヴァー曲、
「エイト・ディズ・ア・ウィーク」
「シー・ラブス・ユー」

日本のビートルズカヴァー史に
おいて最も印象深い
楽曲でありまして

今夜はザ・キューピッツに
ピントを絞り込んで
勉強していきたいと思います


シー・ラヴズ・ユー/ザ・キューピッツ
エイト・デイズ・ア・ウィーク/ザ・キューピッツ

そんなわけで、
今夜は
わたくし、D,侯爵が
今、もっとも
再発掘したい
グループ
ザ・キューピッツに
的を絞り込んで
勉強していきます

ザ・キューピッツは
日本テレビの
新人タレント発掘番組
『ホイホイ・ミュージック・スクール』
で見出され、65年
ビクターからビートルズの
カヴァー曲、
日本のビートルズカヴァー史に
おいて最も印象深い
「エイト・ディズ・ア・ウィーク」
「シー・ラブス・ユー」
二枚のシングルを
リリースしている。
このとき若干18歳です。

ビートルズのカヴァー史としては
64年65年において
”尾藤イサオとブルーコメッツ”
”ほりまさゆきとブルー・ジーンズ”
などが重要な役割を
果たしたわけですが

そういった和製ビートルズ
以外による日本語カヴァーで
最も印象的なのは
ザ・キューピッツ

65年8月の
「エイト・ディズ・ア・ウィーク」
同じ年65年12月の
「シー・ラブス・ユー」
であり

フルバンドを
バックにしたものが多い中で
エレキ・コンボの
バッキングが
日本語意訳歌詞の歌唱と
マッチしていて
キュートで
楽しい。

まさに”ビートルズ娘”と
呼ぶのにふさわしい
存在と言えます。


そうしましたら
もう一曲
ビートルズカヴァー
先ほど紹介した
「エイト・ディズ・ア・ウィーク」
のB面です


チケット・トゥ・ライド/ザ・キューピッツ

ザ・キューピッツのデヴューシングル
65年8月リリースの
「エイト・ディズ・ア・ウィーク」のB面

オリジナルは
英国におけるビートルズの
9作目のシングルとして
65年4月に発売された作品で

同年65年5月15日に
日本盤である
「涙の乗車券」という
タイトルでリリースされました。


このころ
すなわち64年から65年
にかけて
東芝レコードから
ほぼ毎月のように
ビートルズのシングルが
リリースされて
おりまして
2~3タイトル
同時発売される月もあって
シングルの他にも
LP、EPが出る月もある
わけで
物価水準に比較すると
レコードの価格が高価だった
当時の熱心なビートルズファンは
さぞかし慢性的な
金欠状態に
陥っていたのではないかと
想像するわけであります。

ザ・キューピッツは
クラウンに移籍後
最初のシングル『もう一度』を
リリースしていてそのB面に
収録されている
「夜霧のわかれ道」という曲も
非常に良い曲なんですけれども
2002年に原由子が
昭和歌謡をカヴァーした
アルバム『東京タムレ』で
取り上げてカルトな選曲で
一部話題になったんですけれども

ルルイエ的選曲ではないので
今回はやめときます。

さて、
ザ・キューピッツは
『パザズ天国』以降
長く表舞台から
姿を消していたのですが

75年に”マキシマム”という
ディスコ・デュオ
として復活します。


1975.10.1に
ショーボート・レーベルから

プロデューサーのミッキー・カーチスが
「海外レーベルではひとつのヒット曲を
いろいろなアーティストがカヴァーするのが
当然だし、カヴァー専門の歌手もいる。
ところが日本ではなぜ
カヴァーが盛んではないのだろう」
という疑問から生まれた企画で


日本のロック/ポップスの
名曲カヴァーだけで構成された
アルバム「マキシマム・ホット」
をリリースしております

このアルバムがすごい。
ナニがすごいって

バッキングがすごい。
ギター・大村憲司
ベース・小原礼
ドラムス・村上・ポンタ・秀一
パーカッション・浜口茂外也はまぐちもとや
キーボード・深町純
という
70年代のクロスオーバー・ブームの
走りとなったバンブーセッション
のメンバーであり

当時、最強のリズム・セクションと
呼ばれた彼らの演奏が
単独ではレコードに残されていないだけに

このアルバムは
バッキングでありながらも
バンブーの
幻の演奏を現代に伝える
貴重な音源でもあるわけです

人間の醜さがひき起した奇怪な美しさの哀にひそんだ不快な感情を題にした詩/マキシマム

まさにルルイエにふさわしい
混沌としたタイトルだ

1972年元ビーバーズの
成田賢が発表した
セカンド・ソロ・アルバム
『汚れた街にいても』に収録されている
楽曲のカヴァー




アルバム「マキシマム・ホット」が

1975年リリース
というのがいいですよね
日本のポップス・シーン
ロック・シーンが
大きく成長した
未来的変化をみせた
年であると
僕は思います。

ザ・ピーナッツが解散した年であり
シンガーソングライター時代の幕開け
細野晴臣の「トロピカル・ダンディー」
荒井由美の「ルージュの伝言」
シュガー・ベイブの「ダウン・タウン」
ダウンタウンブギウギバンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」
これはほんの一例ですが
こういった現代のポップシーンにも
大きな影響を及ぼすものは
1975年に登場するのであります。


□ハイビスカス・レディー/マキシマム


アルバム「マキシマム・ホット」より

外道が1975年5月に
リリースしたシングル・チューン
「ハイビスカス・レディー」


今週はじつにまじめにやったぞ



ラジオルルイエでは
リスナー様の
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リクエストや、質問なんぞも受付マッス!

お手紙お葉書などに
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紹介されると
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どしどしお便り下さい



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by marquis_de_d | 2017-07-16 21:00 | RADIO R'lyeh
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