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■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』、第弐佰九十夜■
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こんやもラジオルルイエ
今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく…


□ 今夜紹介する楽曲 □




キャント・バイ・ミー・ラブ/東京ビートルズ

恋のアドバイス/ザ・スパイダース

涙のイエイエ/ザ・スパイダース

お花おばさん/ザ・フレッシュメン

愛するアニタ/ザ・テンプターズ

グリーン・オニオン/ズー・ニー・ヴー

ユー・アー・ベター・マン・ザン・アイ/パワー・ハウス





キャント・バイ・ミー・ラブ/東京ビートルズ



1964年初頭、

アメリカ上陸を果たし

熱狂的なブームを巻き起こした

ビートルズのレコードが

日本でも発売されると


それまでの習わしどおり

日本のポップス・シンガーも

ビートルズ・ナンバーを

邦訳カヴァー盤で発表したのであった


ビートルズと日本語は

そぐわないという葛藤が

当時のミュージシャンには

あまりなかったのか

その後も

リヴァプール・サウンドの

邦語カヴァーはいくつも出された


なかでも

ビートルズが我が国に紹介された

直後リアルタイムに

ビートルズを日本語で

歌うことに果敢に取り組み

そして敗れ去って行った伝説のバンド

それが

東京ビートルズ


1964年5月に

『抱きしめたい/プリーズ・プリーズ・ミー』

を出したが見事に失敗


7月に

『キャント・バイミー・ラブ/ツイスト・アンド・シャウト』

を出したがあっさりこけて


もしかしてビートルズは

日本語にのらないのではないか

という杞憂を現実のものにしてみせ


結局シングル二枚で消えて行った


とにかくすごいのは

その歌詞で

「買いたいときにゃ

金だしゃ買える」


という

ここでも漣健児先生の

日本語意訳歌詞全開の

ハチャメチャぶり


このとき以来

ビートルズは

日本語にのらないという

定説ができてしまったというが

本当だろうか?


------------------------------

東京ビートルズは

二枚のシングルと

ソノ・シートを残している


このソノシートというのが

くせ者で

東京ビートルズが

ビートルズを演奏しているだけなのに

ジャケットには

ビートルズの写真が使われ

グループ名は

”ビートルズ”

とだけ表記されているのだ


このインチキ盤を騙されて

買ってしまった

哀れなビートルズファンは


結構いたようだ。


こんなサギまがいのことが

堂々とまかり通っていた

ということに時代性を感じる


------------------------------



恋のアドバイス/ザ・スパイダース


1966年6月1日リリースだった

アルバム

『ザ・スパイダース・アルバムNo.2』

に収録された

ビートルズのナンバーのカヴァー

(オリジナルは

ビートルズ通算5作目の

アルバムで主演2作目の映画の

サウンド・トラックとして

発表された

1965年

「ヘルプ」収録曲)



このアルバムは

ほとんどがいわゆる

リヴァプール・サウンド

のナンバーで構成されていて


一部日本語歌詞で歌うなど

過渡期的な試行錯誤のあとが

伺える


この

「恋のアドバイス」も

そんな中の一曲で


それまでの

ロッカビリー/カヴァー・ポップス系歌手

のビートルズ・カヴァーとは

異なった、

新時代のバンド・サウンド的解釈による

真っ当なカヴァーがやっと登場してきた感


があります





□涙のイエイエ/ザ・スパイダース



1967年5月20日封切りだった

和泉雅子、山内賢 主演

日活映画『夕日が泣いている』


これもヤングアンドフレッシュが

バンドを結成する話で


スパイダーズは

あくまでゲスト出演なんですが


練習スタジオでは

「太陽の翼」

テレビ局では

「なんとなくなんとなく」

公会堂では

「夕日が泣いている」


の演奏シーンがあり、

どれもレコードでは別テイク


さらに


ジャズ喫茶のシーンで

レコードになっていない

貴重なオリジナル曲を

披露している


それが今

お聞きいただいた

「涙のイエイエ」



66年のファースト・アルバム

に収録されている

「ビター・フォー・マイ・テイスト」に

そっくり






□お花おばさん/ザ・フレッシュメン


エレキブーム全盛の

1965年6月に結成された

ザ・フレッシュメン


このバンドは橋幸夫の

バックバンドとして

よく知られていた


1967年10月に

単独吹き込みで出した

シングル

「バラは帰らない」


を出したが

ビクターが全く

プロモーション

しなかったために


さっぱり評判にならなかった。


そんな

「バラは帰らない」

のB面「「お花おばさん」


なかにし礼の作詞で

のどかな西欧の

お花畑の光景を思わせる

楽曲に仕上がっている


間奏の掛け声も

「花おばさーん ヒューヒュー」

と楽げ

だが

用があるんは

娘のほうかい

あんたたちゃ








愛するアニタ/ザ・テンプターズ


ワイルド・ワンズのヒット曲のカヴァー

当初はタイガースのオリジナルに

予定され、それがフラワーズに

まわり、結局、ワイルド・ワンズに

落ち着いた因縁の曲


このテンプターズによる

ヴァージョンは


1968年3月に発表された

オムニバスLP

『レッツ・ゴー!グループ・サウンド第三集』

に収録されているもの


ガレージ的なファズ・ギターを

駆使してワイルド・ワンズとは

ひと味違う、狂おしい

サイケデリック・ナンバーに

仕上がっている。




グリーン・オニオン/ズー・ニー・ヴー



1966年10月10日リリースだった

アルバム『ズー・ニー・ヴーの世界・R&Bベスト・ヒット』

から。


サム&デイヴ、オーティス・レディング

ジェームス・ブラウンなどの

ソウルの名曲を中心にカヴァーした

アルバムだが


歌ものの中に一曲だけ

オルガン・インストを入れるセンスは

なかなかモッド。


ブッカー・T&MG.'sが62年に

発表したビルボード。R&Bチャート一位になった

ナンバーのカヴァー




ユー・アー・ベター・マン・ザン・アイ/パワー・ハウス


69年GSブームの衰退とともに

台頭してきた

ニューロックバンドの草分けのひとつが

このパワーハウスで


かつて、ゴールデン・カップスとともに、

本牧の伝説のバンドと称された



1969年4月1日リリースだった

アルバム

『ブルースの新星/パワー・ハウス登場』

収録曲


ヤードバーズのナンバー

のカヴァーで


アルバムの中では

ブルース色が薄く

ファズ・サイケ演奏や

コーラスがガレージ的で

GS時代の名残が感じられる

海外のマニアに

もっとも人気がある曲



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by marquis_de_d | 2018-04-29 21:00 | RADIO R'lyeh
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