■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』、第弐佰九十壱夜■
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こんやもラジオルルイエ
今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく…


□ 今夜紹介する楽曲 □



ドゥー・ザ・ウィップ/ザ・ヤンガース

アフロデティ/ザ・クーガーズ

太陽の娘/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

夕陽が泣いている/岡田朝光とザ・キャラバン

ひとりぼっちのバラード/フィフィ・ザ・フリー

太陽のパタヤ/ミッキー・カーチスとザ・サムライズ

南に行こう/レイ・田端




ドゥー・ザ・ウィップ/ザ・ヤンガース


都内の女子中高生を中心に

人気があって、

GS第三世代を

代表するグループ

として、70年代以降も

活躍を続けた。

ヤンガーズは元々

新宿のジャズ喫茶

ラ・セーヌが全国から

優秀なメンバーを

スカウトして67年9月に

結成したバンド。


69年6月にリリースされた

三枚目のシングル

「ジン・ジン・ジン」の

B面。


この夏、フィリップスは

”サマー・オペレーション・69”

と称して

テルテル

ザ・ウィップ

カサチョック

の三つのニューリズムを

売り出すキャンペーン

展開をおこなっていた。



そのため

カーナビーツ

ヤンガーズ

リリーズの


3GSが動員され

それぞれ、

ニューリズムを

フィーチャーした

新譜を発売することに

なったのである


カーナビーツは

テル・テルの「テルテル天国」


リリーズは

カサチョックの「黒い瞳のアデリーナ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


がりつう

@garitune


2分前


カサチョック ググったらカザチョーク、コサックダンスのことだった どんなリズムだっけ? #fmodawara #るるいえ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ヤンガーズは

ザ・ウィップということで発表したのが

このシングル「ジン・ジン・ジン」で


B面は

文字通りウィップをフューチャした

ボビー・ニュートンという

向こうのシンガーが

歌っている曲のカヴァー

「ドゥー・ザ・ウィップ」


アメリカの黒人の間で

オオモテのニューステップだ

というふれこみで

このシングルは

オリコン97位に入ってます


69年というのは

GSが一斉に歌謡曲化する

時代で

そんな中で

この作品はワイルドな

演奏が光っています。



ヤンガーズはデヴュー前から

すでにファンクラブの会員が

2000人近くいて

大変な人気だったという

そのファンクラブの

会長がなぜか漫画家の

富永一郎先生で

富永一郎作詞の

「涙がホロロンロン」を

レコード化する予定があった

というのは余談ではありますが




アフロデティ/ザ・クーガーズ(1967.10



67年というのは

GSブームを支えた

タイガース、

テンプターズの

超絶的な

人気を誇るA級GSが

デヴューした年ですが


GS戦国時代だった

67年をどうやって

目立つかということで

なんとか

個性を出そうとして


スコットランド風の

スカートをはくという

奇抜なスタイルを

トレードマークとして

デヴューしたクーガーズ。


事務所から

「頭を丸坊主にするかスカート履け」

と言われたそうですね

そこで、

「坊主は家に帰っても坊主だけれど、スカートは脱ぎゃ良いからな」

ってことでスカートをはいたそう。



クラウンに

和製ポップス部門が

誕生したのも67年


泉アキ、

レインジャーズ

サムライズなどと一緒に


ガレージ行進曲

「テクテク天国」をひっさげて

デヴューしたのが

クーガーズだった。


その『テクテク天国』のB面


ギリシャ神話をモチーフにした

エロス+ファズトーンのナンバー



GSというのは

どうしても

「太陽」「星」「渚」「夕陽」

と言ったGS的語彙

のオンパレードでもって

また、エレキサウンドと

いえば季節は夏と

いう認識が

心のどこかに

あったためかと

思われますが





太陽の娘/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ




ブルーコメッツ1967年の

アルバム『ブルー・コメッツオリジナル・ヒット第2集』収録曲

全曲オリジナルからなる

アルバム第二弾

そのなかでもブルコメには

珍しいガレージ・サイケ・ナンバー


「太陽の娘」



1967年

当時、

シングルレコードが

330円~400円だったのに対して、

LPは1800円~2000円

してますからね、


当時の学生では

一ヶ月のお小遣いと同じか

もしくは

それ以上の価格なんでね


シングルに比べて

アルバムというのは

売り上げ枚数は

かなり少ないんですよね。


だからどのレコード会社も

まだ、それほど力は入れて

いなかったと思うんですけれども


そんな

1967年でLP

すなわちアルバムでもって

全曲オリジナル曲

なんていう勝負してくるのは

さすがブルコメという気もします。



やっぱり、1967年というのは

ビートルズが

「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」

のリリースという音楽的事件があって


この辺りからヤッパリそういうことに触発されて

アルバム制作のクオリティが急速にあがってくる

そういう兆しを感じますね



□夕陽が泣いている/岡田朝光とザ・キャラバン



ヴァン・ドックスの

前身として知られる


岡田朝光(ともみつ)とザ・キャラバンが残した

非常に数少ない音源の中から


勁文社より1966年に

リリースされた

フォノシート

『和製ポピュラーヒット10/フォーク・ロックDELUXE」

に収録されている

スパイダースのヒット曲のカヴァー


もともと、

名門ウェスタン・キャラバンから

派生して

紀本ヨシオ(キモっちゃん)

などのバック・バンドとして

活躍していたグループだが


このレコーディングが

行われていた時点では


リーダでベースの

岡田朝光を始め


リード・ギター:相田幹雄

リズム・ギター:深川文男

オルガン:千葉雅武

ドラムス:志野吉孝

そして

ヴォーカル:池ひさし


という

のちのヴァン・ドックスの

ラインアップが顔を揃えており


新しい時代に向けて

ヴォーカル&インストゥメンタル・グループ


の草分けとして

レコードデヴューを果たし


当時、音楽シーンの

新潮流として脚光を浴びていた

スパイダースのヒット曲をカヴァー

していることは


音楽的に

すでにヴァン・ドックスの

原型が出来上がっている

ことがわかり興味深い









□ひとりぼっちのバラード/フィフィ・ザ・フリー


大阪芸大の軽音楽部の学生たちで

1966年に結成されたグループで


これは

「帰って来たヨッパライ」による

アングラ・ブームに便乗して発売された

彼らのデヴュー・シングル

『おやじのロック』のB面

「ひとりぼっちのバラード」


70年代の抒情派フォーク

に通じるような

なんとも地味な曲


しかし、

この後も彼らは

活動を続けて

アルファやRCAなどから

ソフト・ロック・グループ

としての本領を発揮した

シングルを発表することになる


特に1971年7月リリースだった

「限りなくあたえるもの」は

和製ソフトロックの大傑作で

これは1996年にPヴァインから

出たCD『越楽天ゴーゴー』

で聞くことができる




□太陽のパタヤ/ミッキー・カーチスとザ・サムライズ



1967年2月まで

東南アジア各都市の

ヒルトン・ホテルで演奏活動して

いたミッキー・カーチスの

バンド、ヴァンガーズが

日本へ帰国後

サムライズと名を変え


再出発したバンド


2枚目のシングルのA面で


ヴァンガーズ時代に  

バンコクのホテルのラウンジ・バンド

をやっていた頃に

週に一度は遊びに行っていたという

パタヤ・ビーチを

テーマにしたのがこの曲


ハワイで生で見た

というアーサー・ライマンの影響を

受けた

GSとしては異色の

エキゾチック・サウンドを

聞くことができる







南に行こう/レイ・田端(1970.2



マミーズのヴォーカル

田端義夫の長男

田端義継が名前を変えて

解散後に出した


ソロ・シングル。


田端本人による作詞作曲である

「南に行こう」



成城学園4年のときに

ハワイへわたり

ハワイ州立カラニ・ハイスクール卒業

ということもあって、

ハワイアンなムードもの


だがこれ一枚をリリースした後

その後は不明



北国を歌ったGSは

数あれど、意外かもしれないが

南の国を歌ったGSは少ない。


マミーズ解散の

バックにひょっとすると

そういった葛藤が

あったのかもしれない。



ラジオルルイエでは
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お便りを募集しています。

リクエストや、質問なんぞも受付マッス!

お手紙お葉書などに
番組へのご意見ご感想
を書いてお送りください

紹介されると
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D,侯爵への励ましのお便り待ってます。

どしどしお便り下さい



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「ラジオルルイエD,侯爵宛」

〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地 小田原市役所1F

FAX.0465-35-4230

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D,侯爵への励ましのお便り待ってます。





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by marquis_de_d | 2018-05-06 21:00 | RADIO R'lyeh
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