■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』第参百壱廿四夜■
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こんやもラジオルルイエ
今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく…


□ 今夜紹介する楽曲 □





エリーゼのために/寺内タケシとバニーズ

TSUMUJIKAZE OF LOVE (Inst.)/フラワーズ

ランランラン/内田裕也

キャン・ユー・シー・ミー/ザ・バーンズ

バザズ天国/ザ・キューピッツ

サハリンの灯は消えず/ザ・ジェノヴバ

幸せの道/ザ・ワイルド・ワンズ

バイバイ・シティ/加橋かつみ





エリーゼのために/寺内タケシとバニーズ 1967




寺内タケシとバニーズで

ベートーベンも真っ青の

「エリーゼのために」


アルバム『レッツ・ゴー「運命」』

のラストに入っていた曲


クラシックの名曲を

エレキインストにしてしまう大胆さと

豪快なファズトーンで

ワイルドな演奏は


当時、

センセーショナルな

話題を呼んで


「GS史上まぎれも無い名盤の一つ」

とGS評議会の黒沢進先生お墨付きの一枚。


1967年11月30日発行の

レコード・マンスリーシングルチャートで五位

第九回レコード大賞編曲賞を受賞してまして


売れに売れまくったアルバム。


当時のギターキッズは

なんとかこいつを

コピーしてやろうと

練習しまくった


GS時代のインスト物の

面白さは

一体どこにあるのか

といえば


サイケデリックの

影響が色濃く

出ていることで、それは

エレキ時代の

サーフ・インストにはないワイルドさ。





TSUMUJIKAZE OF LOVE (Inst.)/フラワーズ


松原智恵子主演

1969年3月封切りの

日活映画『恋のつむじ風』から


結婚式の途中で相手がイヤになって

逃げ出し、都会のゴーゴー・クラブに

迷い込んだ主人公。

ストロボ・ライトが点滅する

店内で若者たちが踊り狂っている


演奏は内田裕也率いる

フラワーズ


スチール・ギターをフィーチャーした

サイケデリック・サウンドが

じつにユニークなバンド


なぜ、スチール・ギターを

サイケにあててきたか

という疑問がありますが


これはジミ・ヘンドリックスが

ワウワウ・ペダルを使っている

部分をどうやら内田裕也は

当時ワウワウ・ペダルを

知らなくて、

スチール・ギターを

使っていると解釈した

というのが真相らしい。


この映画ではフラワーズが

オリジナル曲の「ラスト・チャンス」を

演奏するシーンもあり


ヴォーカルの麻生レミのイイ顔を

拝む事ができますが

裕也サンは忙しかったのか

出演していない。



ランランラン/内田裕也



1965シングル「スイムでいこう」のB面

米国ガレージバンド、ジェスチャーズの日本語カヴァー。

バックは寺内タケシとブルージーンズ。さすがのかっこよさでございます。


(60年代の東芝時代の作品は6枚

尾藤イサオとの合同アルバムが二枚出てます。)

内田裕也

現代ではシェキなベイベーなイメージが強い爺さんですけれども


尾藤イサオとともに再評価すべき

ロッカーです。フラワーズ時代、そして、フラワーズトラベリンバンド

などのプロデューサー時代、70年代後半からは俳優としての活躍と

含めてロックンローラーとして素晴らしい功績をもたらした人物。





キャン・ユー・シー・ミー/ザ・バーンズ




「バーンズ」という名前のGSは

当時全国にいくつもあったが


(大阪のターゲット・プロの

バーンズ、


はっぴいえんどの

元ドラマー、松本隆が在籍していた

ヤマハ・ライト・ミュージック

コンテスト関東甲信越地区大会

出場ロック部門第三位のバーンズなど

が有名)


これは東京の中川三郎ディスコテーク

に専属出演していたバンド。


60年代には東京周辺に

何店もの

中川三郎ディスコテークが

あり、多くのGSが

専属出演していた


ここで

もっとも出世したのは

テンプターズだが


このザ・バーンズも

68年中川三郎ディスコテーク専属となり

わずか半年足らずで店の

ナンバーワンの存在に

なったというグループ


19歳を頭に

平均年齢18歳という

若者たちだった


この

サイケデリック満点の

ナンバーは


69年2月に

発売された

ディスコ用の

企画ものLPで

彼らの唯一のLP

「R&B・イン・東京」

に収録されている


ジミ・ヘンドリックスの

カヴァーで


このLPの存在は

サイケデリックから

ニューロックに移行する

微妙な時期で

バーンズの演奏も

それを反映した

ミッシングリンク的

資料価値を持っている

と思います。


この「R&B・イン・東京」

というLPは本邦初の

ノンストップ・ダンシング・レコード

というのが売り物で

当時のソウル・ナンバーや

ビートルズ、ジミ・ヘンドリックス

のナンバーを

ディスコ風にアレンジして

演奏したものだが

全く話題にならず

このバーンズも

ほとんど無名のまま

終わってしまった。




バザズ天国/ザ・キューピッツ


キューティ・ポップの名盤

「バザズ天国」


ザ・キューピッツは

1965から69年頃までに

活動した埼玉出身の

小島孝江(1947年12月26日生まれ

小島洋子(1949年7月18日生まれ

による姉妹デュオ


よく、双子と紹介されている

ようなんですが

生年月日からわかるように

双子じゃありませんね


双子なのはレモンレンズのほうです。


素晴らしい圧倒的な歌唱力

シュープリームスのような

パンチとグルーヴ感のある

ボーカルの掛け合い

が聴けたかと思います




ザ・キューピッツの

活躍はビクターから

クラウンレコードに

移籍してから

興味深い三枚のシングルを出して

おりまして


とくに

1968年にワイルドなナンバー

『バザズ天国』がリリースされる


オルガン・ビートと

スキャットの

融合した超ダンサブルなナンバー


このキラー・ダンスチューンを

作曲したのは

エミー・ジャクソンの共作者

である湯川れい子

というのも興味深い。


1968年といえば

この年のニューリズムは

「ブーガルー」と

何度も紹介して

リスナーの皆様と

勉強してきたわけですが


この「パザズ」は

「ブーガルー」に対抗する

68年国産ニューリズムとして

売り出されたという

事実も無視できません



サハリンの灯は消えず/ザ・ジェノヴバ(1968.2


作曲家、北原じゅん氏が

門下生を集めて

67年10月に結成したグループ

当初は

水戸浩二のバックバンドとして活躍


67年12月の水戸のシングル

「君さえいれば」でも

レコードには記されていないが

演奏をつとめています。


歌声運動の昔から

ロシア民謡というのは

世界中で日本人に最も

親しまれているのだから

それにGSサウンドを

プラスしたら

受けること間違い無し

ということで


これまでの米英中心の音楽から

ソ連に目を向けてみようと


シベリア・サウンド

ロシア/ソビエト・サウンド

なるものを

発表したら

きっと受け入れられるであろう

という

かなり強引な

理論で登場したグループ


ロシア民謡をモチーフとした

シベリア・サウンドを

特徴として、

文字通り

樺太(サハリン)を

テーマにした

デビューシングルの

A面『サハリンの灯は消えず』は

力強い歌い方と

望郷の念に駆られるような

メロディーで

オリコン37位まで上昇するヒット。


洋楽かぶれ系GSにはない

質感で聞き応え充分


歌詞に出てくる

初恋の味とやらの

フレップとはなんぞや


ということでありますが

これはリスナーのアスナロさんの

情報によって


サハリンの大地に産する

コケモモという植物の

実であることが

判明しております。


フレップというのは

アイヌ語で赤いものを

意味する言葉で


甘酸っぱい果実




幸せの道ザ・ワイルド・ワンズ 1968


五枚目のシングル

「恋するアニタ」のB面。

ワンズと言えば

「青空のある限り」で

重厚な12弦ファズが有名ですが、

こちらはうっすらとかかったファズ。

 

シタールのような

ファズギターと

トレモロをかけたような

サイケオルガンが

隠し味のガレージ・フォークロック




バイバイ・シティ/加橋かつみ



バイバイ・シティ


タイガース脱退後の

加橋かつみが

渡仏して作った

ファーストアルバム

「パリ1969」収録曲。

このアルバムは

シングルになった

『花の世界』をはじめ

アーティスティックな

作品として評価が高い




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by marquis_de_d | 2018-12-23 21:00 | RADIO R'lyeh
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