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■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』第参百壱参拾弐夜■
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こんやもラジオルルイエ
今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく…


□ 今夜紹介する楽曲 □




ロック天国/ザ・ワンダース

マーシー・マーシー/ザ・ボルテージ

恋のサイケデリック/ザ・デビィーズ

恋のピストル/ルビーズ

悪魔のベイビー/ザ・クラックナッツ

ハ・ハ・ハ(ライブ)/ザ・ワイルド・ワンズ

モニー・モニー/ザ・ワイルド・ワンズ

ロック天国(シングル・ヴァージョン)/ザ・ワンダース




ロック天国/ザ・ワンダース



ロック天国/ザ・ワンダース

(1968.4


実際には幅広いレパートリー

をもつスタンダード指向の

ヴォーカル・グループだったが

GS全盛時代にデヴューしたため

分類上GSのくくりに入れられてしまった

グループ。


デューク・エイセスの創始者、

和田昭治氏に師事し

グループ名は

和田氏の名前をもじってつけたもの



ヴォーカルは

後にソロになる

尾崎紀世彦である


日本のロック・ヴォーカリスト

の起原は尾崎紀世彦にある

と筋肉少女帯の

大槻ゲンヂも申しておりました




今聴いていただいた

「ロック天国」は

反戦フォークの

ピーター・ポール&マリーが

67年にヒットさせた

おなじみのナンバー


1968.4

ユニオンからリリースされた

コンパクト盤『太陽の若者たち/ザ・ワンダーズ』

に収録された

英語ヴァージョン




マーシー・マーシー/ザ・ボルテージ


ズーニーヴーと共に

黒人のソウル音楽しか

レパートリーにしなかった事で

知られる本格派のR&Bバンド



本作は68年8月に

発表された


唯一のアルバム

『R&Bビックヒット』収録曲


ローリング・ストーンズも

やっていた

ドン・コヴェイのカヴァー


橘洋介のソロで

当時のGSとしては

平均的な出来映え



この1968年8月に

発表された

『R&Bビックヒット』でありますが


GSによる

R&Bカヴァーの理想型を

見る事のできるアルバム


山下達郎氏も大絶賛しているという。


ホーン・セッションは

導入せずに

代わって、

目一杯かけたファズと

限りなくチープなオルガンが活躍


GSとしての

アイデンティティーを

失わずに

且つ

”ファンキー”や”グルーヴ”

といった

黒人音楽の本質に

鋭く迫っている


レコーディングの

際には

昨年六月に亡くなった

桜井ユタカ氏

(ソウルミュージック

R&Bミュージックなど

ブラック・ミュージックを

日本に紹介した第一人者)


が付きっきりで

アドバイスをしたという

アルバム





恋のサイケデリック2:37ザ・デビィーズ1968




デビィー中野という

黒人音楽好きの人物が

マネージャーになって

67年6月に結成された

北海道のGS

ザ・デビィーズ


「トワイライトゾーン」を

イントロにつかった

チープなサイケデリック・ソング


1968に

ミノルフォンからリリースした

ムードコーラス調の

デヴューシングル

「青いささやき」のB面。

「恋のサイケデリック」



北海道のGSは

ムードコーラス感の強い

イメージでしたが

68年という時代に感化され

サイケデリックサウンドに挑戦し始める。


そんなわけで

このグループも

二枚のシングルを

出していますが

まあ、

いずれもヒットとは無縁だった

その後、レコードを

出す事は無かったようですが


実力派R&Bグループとして

しばらくは札幌で

活動を続けていたようです



恋のピストル/ザ・ルビーズ


ザ・ルビーズ「恋のピストル」


いつ聴いても

奔放なぶっ放しっぷり。必死なのかヤケクソなのか


「恋のピストルぶっ放そう!」を


明るく歌いきった

ルビーズ




珍しかった左利きの

リード・ギター兼

リード・ヴォーカル

菊谷英二(きくたにえいじ)

がセールス・ポイント

この人は

ルビーズをやめたあと

「ハチのムサシは死んだのさ」

のセルスターズへいった。



「ルビーズのはめているルビーがあたる」

レコードに抽選券をつけて

指輪につけていたルビーを

抽選で5名の方に

プレゼントする涙ぐましい

キャンペーンとか


話題性は

あったんですけれども、


ポリドールとしては

タイガースを

抱えていたこともあって


ルビーズは地味だった。


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1968年武道館で

「タイガース新曲発表会」

というコンサートがあって

その前座をつとめたしてるんですけれどもね、ぱっとしなかった。


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悪魔のベイビー/ザ・クラックナッツ



67年に来日した

デ・スーナーズが

話題を呼んだために

当時日本には20グループ以上の

フィリピン・バンドが

活動していたと

言われています。


ザ・クラックナッツも

そのひとつで

横浜のMUGENなど

ゴーゴー・クラブで

活動していた

寺内企画所属の

フィリピン・バンド。


寺内企画には

「アマゾンズ」なる

女性だけのフィリピン・バンド

も存在していた。


寺内企画所属という

事もあり

67年秋にバニーズが

ヒットさせた

曲をそのままカヴァーさせられ

69年8/25に発売された

唯一のシングルのA面


ファズを使っていない

こと以外に独自性もなく

プロモーションらしいものは

なにもなく、全く世間に

知られずに終わってしまった。


ヴォーカルの

ローランド・メナの

フィリピンなまりの声が

印象的であります



モニー・モニー/ザ・ワイルド・ワンズ(1968/12)

ハ・ハ・ハ(ライブ)/ザ・ワイルド・ワンズ




以前からなんども言っているように

当時のGSの実力は

レコードではわからない

ステージの方が

何倍もスゴいバンドがたくさんあった


このワンズのパワフルな

ライブでもその片鱗を

伺う事ができる。



ワイルドワンズは

67年から毎年

サンケイ・ホールでリサイタルを開いていたが

68年と69年のステージの模様は

それぞれライブアルバム化されている


最初の二曲はライヴアルバム『リサイタル’68』より


68年9/29東京

サンケイホールで

行われたリサイタルのライヴ・アルバム

に収録されている二曲目と三曲目。

ライブならではのダイナミックな演奏で


ワイルド・ワンズの

パブリックイメージを

覆すハードな演奏で

彼らの別の一面を

堪能できる

カヴァー曲2曲





植田芳暁が歌う

「ハ・ハ・ハ」


原曲は諸説ありますが、

ニューオリンズR&Bの

ヒューイ・ピアノ・スミスのナンバー

だったという事でありますが、

68年にシカゴの白人五人組

R&Bグループ、マウズが

アレンジして

シングル・リリースしていて

それをカヴァーしたもの

他にもリンド&リンダースも

日本語カヴァーしている


それから


島 英二の持ち歌だった

「モニー・モニー」

トミー・ジェイムス&ジョンデルス68年の

全米第三位のヒットナンバー



ロック天国(シングル・ヴァージョン)/ザ・ワンダース

(1968.4



実際には幅広いレパートリー

をもつスタンダード指向の

ヴォーカル・グループだったが

GS全盛時代にデヴューしたため

分類上GSのくくりに入れられてしまった

グループ。


デューク・エイセスの創始者、

和田昭治氏に師事し

グループ名は

和田氏の名前をもじってつけたもの


ヴォーカルは

後にソロになる

尾崎紀世彦である


日本のロック・ヴォーカリスト

の起原は尾崎紀世彦にある

と筋肉少女帯の

大槻ゲンヂも申しておりました


ワンダースの四枚目のシングル

「マサチューセッツ」のB面で

反戦フォークの

ピーター・ポール&マリーが

67年にヒットさせた

おなじみのナンバーの

日本語カヴァー



ユニオンに7枚のシングルと

LP、EPを各一枚残しているが

他に

「妖術武芸帖」や

「こどくの夕陽」といったTV主題歌

やTBSの8トラ・テープ用

などにたくさんの曲を

吹き込んでいますが

GSファンにとっては

どうでもいいような

ものばかりですが






ラジオルルイエでは
リスナー様の
お便りを募集しています。

リクエストや、質問なんぞも受付マッス!

お手紙お葉書などに
番組へのご意見ご感想
を書いてお送りください

紹介されると
番組特製オリジナルステッカーと
D,侯爵手書きのQシート
深海の不気味イラスト入り
をプレゼントいたします

D,侯爵への励ましのお便り待ってます。

どしどしお便り下さい



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FMおだわら
「ラジオルルイエD,侯爵宛」

〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地 小田原市役所1F

FAX.0465-35-4230

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D,侯爵への励ましのお便り待ってます。





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by marquis_de_d | 2019-02-24 21:00 | RADIO R'lyeh
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