こんやもラジオルルイエ 今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく… □ 今夜紹介する楽曲 □ Chu! Chu! Chu!/The Carnabeats 割れた地球/Tiger I'm In Love/Fingers アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア/ザ・バーンズ ホールド・オン/ズー・ニー・ヴー ハイウェイの孤独/ズー・ニー・ヴー エリーゼのために/寺内タケシとバニーズ Chu! Chu! Chu!/The Carnabeats アイ高野の甘さと 狂おしさが堪能できる一曲 熱狂するファズトーンの 利いたギターが カッコイイ曲なんですけれどもね カーナビーツは イギリスでは全く流行らなかった ゾンビーズのナンバーを 日本語カヴァーした 「好きさ好きさ好きさ」で デヴューして ドラムのアイ高野がスティックを 観客に突き出す エキサイティングなアクションが 印象的で特大ヒットになった グループ。その後も 「恋をしようよジェニー」 「オーケイ!」などの ヒットを飛ばし GS界でも10指に入る 人気グループになった。 外国でもファンが多く イギリスのエース・レーベルが 作った非売品サンプラーCDにも 彼らのお手本であった ゾンビーズとともに収録されている。 ワイルドなステージで有名で 最もファズの使用頻度が高いグループ 「恋をしようよジェニー」「恋の夜明け」など 多くの曲でファズトーンを駆使しています 割れた地球/Tiger タイガースが68年に リリースしたトータル・アルバム 『ヒューマン・ルネッサンス』より このアルバムは、 「ポンペイ最後の日」 からモチーフを得た コンセプト・アルバムで GSと管弦楽の融合という すぎやまこういちらの 意図が一応の成功を 見たアルバム GS=不良=低い音楽性 という世評に反発するかのように 大げさなほどの 格調の高さと芸術性を 打ち出している 全体的にオーケストラを 導入したクラシック・ロックの おもむきが強く まるでオペラのような アルバム しかし そんななかで この曲に関しては ジミ・ヘンドリックスの 影響を強く感じさせる ニュー・ロック調の ギターをフューチャーしており ジュリーの甘めの ボーカルとのコントラストが 非常に面白い。 I'm In Love/Fingers 荒井由美が このバンドの 取り巻きだったことは 有名な話 65年には 慶大風林火山杯 日米対抗バンド合戦 グヤトーン全国アマチュア・バンド・コンテスト はじめ数々の エレキバンドコンクールに出場し 賞を総なめ さらに66年の 「勝ち抜きエレキ合戦」では グランド・チャンピオン になり全国にそのなを 轟かせた実力派バンド しかし レコードでは 初期は 主にエレキ・インストで GSブーム真っ盛りのころには 時代遅れ感 が否めなかった そこでフィリップスから 歌入りの曲を作れと 本城和治は 命じられるわけであります よって 後期はバンド自身が望んだわけではない ソフトロック志向が多くなってくる そんな フィンガーズの 貴重なミッシングリンク といえる曲で「I'm In Love」 アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア/ザ・バーンズ 「バーンズ」という名前のGSは 当時全国にいくつもあったが (大阪のターゲット・プロの バーンズ、 はっぴいえんどの 元ドラマー、松本隆が在籍していた ヤマハ・ライト・ミュージック コンテスト関東甲信越地区大会 出場ロック部門第三位のバーンズなど が有名) これは東京の中川三郎ディスコテーク に専属出演していたバンド。 中川三郎ディスコテーク出身で もっとも出世したのは テンプターズだが このザ・バーンズも 68年中川三郎ディスコテーク専属となり わずか半年足らずで 数多い中川三郎ディスコテーク 専属バンドの中でも ナンバーワンの存在に なったという 19歳を頭に 平均年齢18歳という 若者たちだった 本作は69年2月に 発売された ディスコ用の 企画ものLPで 彼らの唯一のLP 「R&B・イン・東京」 に収録されている曲 このLPの存在は サイケデリックから ニューロックに移行する 微妙な時期で バーンズの演奏も それを反映した ミッシングリンク的 資料価値を持っている と思います。 ジミ・ヘンドリックスの ナンバーが多い中で お聞きいただいた 「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」は 初期のビートルズナンバーを ファズを駆使して カッコイイ サイケデリックに仕立て上げている この「R&B・イン・東京」 というLPは本邦初の ノンストップ・ダンシング・レコード というのが売り物で 当時のソウル・ナンバーや ビートルズ、ジミ・ヘンドリックス のナンバーを ディスコ風にアレンジして 演奏したものだが 全く話題にならず このバーンズも ほとんど無名のまま 終わってしまった。 ホールド・オン/ズー・ニー・ヴー 「白い珊瑚礁」のヒット曲を持つ 和製サム&デイヴと呼ばれたグループ 渋谷のレストラン・クラブ"カバーナ"の 専属として腕を磨いていた もっぱら通好みのR&Bを レパートリーにしていた事で評判を呼び コロンビアから 当時としては異例の アルバムによるデヴューを飾ったグループ。 1968年アルバム『ズー・ニー・ヴーの世界/R&Bベスト・ヒット』の 一曲目に収録されている曲で サム&デイヴの大ヒットナンバーのカヴァー。 ホーンセッションの パートをファズを駆使した ギターで代行している まさにGSによるR&Bの魅力 R&Bサイケの傑作 ハイウェイの孤独(ロンリーハイウェイ)ズー・ニー・ヴー1968 アルバム『ズー・ニー・ヴーの世界/R&Bベスト・ヒット』収録のオリジナル曲 すっごく乾いた感じの詩にしびれます。 ラジオルルイエでは リスナー様の お便りを募集しています。 リクエストや、質問なんぞも受付マッス! お手紙お葉書などに 番組へのご意見ご感想 を書いてお送りください 紹介されると 番組特製オリジナルステッカーと D,侯爵手書きのQシート 深海の不気味イラスト入り をプレゼントいたします D,侯爵への励ましのお便り待ってます。 どしどしお便り下さい --------------------------------------------------------------- FMおだわら 「ラジオルルイエD,侯爵宛」 〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地 小田原市役所1F FAX.0465-35-4230 --------------------------------------------------------------- D,侯爵への励ましのお便り待ってます。 --------------------------------------------- 『D,侯爵の『RADIO R'lyeh』』をパソコン・スマートフォンで聞く方法: FMおだわらの公式サイトの上部にあるバナーをクリックするか、 http://www.jcbasimul.com/?radio=fm%E3%81%8A%E3%81%A0%E3%82%8F%E3%82%89からJCBAインターネットサイマルラジオにアクセス なお、 広告非表示アドオンはOFFにしてください □聴けないかたはブラウザのFlash設定がOFFになっていないかご確認ください。 OFFであればONにしてください
by marquis_de_d
| 2019-06-09 21:00
| RADIO R'lyeh
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『D,の部屋』
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