人気ブログランキング | 話題のタグを見る
■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』第五百九夜■
 ■D,侯爵の『RADIO R\'lyeh』第五百九夜■_b0050938_131149.jpg



こんやもラジオルルイエ
今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく…


□ 今夜紹介する楽曲 □




うわさの二人/ラ・シャロレーズ

恋のサイケデリック/ザ・デビィーズ

スナッキーで踊ろう/海道はじめ

君なき世界/ザ・ビーバーズ

黒ゆりの詩/ザ・スパイダース

悲しい片想い/ザ・フェニックス

悲しき片思い/ザ・リード




うわさの二人/ラ・シャロレーズ (1969



ミドルテンポで、ファズギターがいい感じ

屈指の和製アッシド・パンク


北海道出身のバンド、

ラ・シャロレーズ

ミノルフォンにレコード製造を

依頼した自主制作シングル一枚のみで

消えて行ったバンドですが

キッパーズ、サマーズ、デビィーズにならぶ

「北海道四大GS」の一つ


この

「うわさの二人」は中尾ミエと競作

「忘れられた坊や」のカップリング曲

です



恋のサイケデリック2:37ザ・デビィーズ1968




デビィー中野という

黒人音楽好きの人物が

マネージャーになって

67年6月に結成された

北海道のGS

ザ・デビィーズ


「トワイライトゾーン」を

イントロにつかった

チープなサイケデリック・ソング


1968に

ミノルフォンからリリースした

ムードコーラス調の

デヴューシングル

「青いささやき」のB面。

「恋のサイケデリック」



北海道のGSは

ムードコーラス感の強い

イメージでしたが

68年という時代に感化され

サイケデリックサウンドに挑戦し始める。


そんなわけで

このグループも

二枚のシングルを

出していますが

まあ、

いずれもヒットとは無縁だった

その後、レコードを

出す事は無かったようですが


実力派R&Bグループとして

しばらくは札幌で

活動を続けていたようです




スナッキーで踊ろう/海道はじめ



ナッキーで踊ろう2:38海道はじめ1968


先日、リスナーのシューさん9/3のツイート


記憶は間違ってなかったよ

ルルイエでも流れてた

スナッキーで踊ろう


というツイートがあって

なんのことだろ と思って

ハッシュタグを見たら


ハッシュタグ 1オクターブ上(うえ)の音楽会

ハッシュタグ NHK


え?何が起こった?

調べたら、え?


9/3放送の1オクターブ上(うえ)の音楽会の

第一回の放送で

海道はじめが

スナッキーガール吉沢京子と

共に出演して


海道はじめ として

「スナッキーで踊ろう」

を歌い踊ったというんです

これはまあ

ちょっと事件ですよw


現在でも海道はじめは

坂越達明として民謡歌手として

そして、とろろ汁の店『丸子亭』を経営


中野ブロードウェイ二階と静岡は清水駅付近にある

らしいですけど

また、舞台芸術なんかも手掛けてるらしい


とまあ様々に活躍中で

御年80歳


それが

かの

超絶高速舌回転唱法を

披露したというんですから

すごい


元々は

大御所 船村徹 先生の弟子で

民謡歌手であった

海道はじめの

デヴューシングル

だが

本人は

譜面を見て演歌とは

程遠い歌に面食らったという




スナッキーとは

プリマハムのレトルトウィンナーで


当時商品名が入った曲は

PR盤といって

関係者などに配布されるもので

テレビなどでオンエアすることができなかった


そこで

コロムビアとタイアップするにあたって


「スナッキー」なるニューリズムが

海外で流行しているという

話をでっち上げて

(レコードにはご丁寧にステップまで紹介されている)


本盤としてリリースし、


こいつが全国に

浸透した二ヶ月後に

商品を販売しよう


という

とんでも戦略が取られた


(いわばメディアミックス戦略の先駆け)


注目すべきは

NHKの番組出演時も

装着して歌っておられた

ネクタイでありまして

レコード

ジャケット写真で

海道はじめがなぜか

首に絞めた

ネクタイを右手に持って


妙なアピールを

していることが

非常に

気になっていたのだが


このネクタイの柄が

商品パッケージになる予定だった

という


サブリミナル効果的

印象刷り込みまで

行なっている

から驚きだ

(海道はじめ氏も知らなかったらしい)


そんないわく付きネクタイを

NHKの番組出演時も

ちゃんとしているあたり

ファン感涙ポイントを

押さえてる

この楽曲に対する

思い入れを感じる



まあ、話を戻しますが


もちろん

こんなものは

売れるわけもなく、


曲も、商品も

セールス的には不発


そのまま

人々の記憶から

静かに消えて行ったかに

見えたこの曲ですが


90年代以降に

コサキンのラジオで

紹介されてから


幻の名盤解放同盟の

尽力によりCD化されて

広く知られる曲となった。



出だしの

異常なほど深いエコーは

舌を口の中で

動かすことによって

聞こえるという

高速舌回転唱法なる

超絶技巧を使っているという


また、共演された吉沢京子さん、


これは

スナッキーガールなる

キャンペーンガールを

アイドルデヴューさせるという

キャンペーンを同時に展開して

独特なダンスのステップで

バックダンサー

バックコーラスに配置したもの





小山るみ(さすらいのギター)

女優吉沢京子(あのど根性がえるの京子ちゃんのモデルでもある)

羽田幸得子(ハタ サエコ)さん



よく

風吹ジュン、

さんが

スナッキーガールにいると言われるんですが


この1968年の春

この時期にはまだ

風吹ジュンさんは

15歳中学三年生で

京都市内に住んでおり

モデルの仕事なんて

していない


実際は別人で

であって、


どうも

ラジオなどで再発掘された折に

「風吹ジュンがいた」

などという話が

どこで間違ったか発表されて

しまって、それが

拡散してしまったというのが

真相らしい。




君なき世界/ザ・ビーバーズ




日本で最初の

ツイン・リード・ギターを

完成させたGS。

専門家筋からは非常に

評価の高かった実力派グループ。


1967年11月のシングル『君なき世界』

のA面

(「Why, Baby, Why」のA面です)


この曲も作詞作曲者は

ムッシュかまやつひろし で

やはり

醐樹弦(ごきげん?)名義です




インドの音階を駆使した

ラーガ・サウンドを取り入れた

アメリカのローカル・サイケを聴いているような

メランコリックサイケデリックナンバー


ギタリスト石間秀樹

といえば

ラーガ奏法の日本における

第一人者。

69年ビーバーズ解散後は

内田裕也に誘われて

フラワーズで

リード・ギタートして参加して

その後もフラワー・トラベリン・バンドで

アルバムをほぼ全曲の作曲を担当するなど

絶大な影響力をもった人です。



黒ゆりの詩/ザ・スパイダース


1968年16枚目のシングル

『黒ゆりの詩』A面「黒ゆりの詩」


桃源郷に遊ぶ

ムッシュかまやつひろしの

シュールな詞と

そして

大野克夫編曲(おそらく演奏も)の

瑞々しい

エレキ・シタールの

アルペジオから始まる

印象的なナンバーだ


ザ・アソシエイションの

大ヒット曲「チェリッシュ」を

オマージュしつつ

大胆にエレキ・シタールを導入し

ソロパートのサイケ感がするあたり

スパイダニズムを

感じる

サイケデリック

ソフトロックナンバー


ーーーーーーーーーーーーー

B面はご機嫌な

マージロックナンバー

『ロックン・ロール・ボーイ』

ーーーーーーーーーーーーー


悲しい片想い/ザ・フェニックス


1968年5月10日リリース

セカンドシングル

「グッド・バイ・ベイビー」のB面


ヘレン・シャピロの

You don’t know「悲しき片想い」

というのがありますが

それを想像していると

面食らうことになる


ワウワウを活用した

センチメンタル歌謡


しかし、私D,侯爵としては

最近非常にこの楽曲、再評価しておりまして

奇妙な後引く感じというか

フェニックス独特の

グニャングにゃんした

サウンドエフェクトに

サビのむわんむわんとした

力強い歌唱。これも

ひょっとすると

ボーカルにうっすら

ワウを掛けてるのかな。


改めてレコメンドしたい




はじめてワウワウペダルを導入するなど

そのサウンドエフェクトの多様ぶり

には右に出るものがいなかった

バンド、ザ・フェニックス


寺内タケシの事務所から


バニーズの弟分として


テリーズに続き


1967年に結成され

結成直後、油壺で一ヶ月に及ぶ

長期合宿でお得意の

寺内タケシ式スパルタ教育で

鍛えられ、寺内企画、

「1968年の秘密兵器」

というキャッチフレーズで売り出されたものの


大衆にはまだ

サウンドエフェクト過多の

音楽は突飛すぎたのか

いまいち

ヒット要素にかけていた。




悲しき片思い/ザ・リード



日本のバンドの連中に

ブルースのチョーキング奏法を

教えるという

貴重な遺産を残していった

在日米国人グループ




1968年10月25日リリースだった

リードのファースト・アルバム

『ザ・リード・ゴーズR&B』

収録曲


”ロックン・ロール・リバイバル”

という当時の風潮に便乗し、

オールディーズのR&B的解釈を

試みたアルバムであったが


実際にはR&Bというより

ブルース・ロック

といったほうが近い

仕上がりだった。


お聴きいただいたのは




1962年

ヘレン・シャピロの

楽曲の中でもっとも日本人に馴染みの深い

悲しき片思い

しっとりとした

歌声に

ひたれたんじゃないかな




GSとしてデビューすることになった

在日アメリカ人バンド

1968年10月に

発足したばかりのRCAビクターから

第一回新譜として

和田アキ子

ブルー・インパルスら

とともに売り出された

その時のデヴュー・シングルが


1968年10月25日リリースだった

「悪魔がくれた青いバラ」

だった


「誓いのフーガ」や

「サウンド・オブ・サイレス」路線を

狙ったソフト・ロックであったが


地味すぎたのか

不発に終わった。


もっぱら、メンバーの

日系人アーダクル・タミヤ


の美少年ぶりが売り物

というだけで


結局、彼らは

たんに外国人の

グループというだけであって


スーナーズのような

衝撃を日本に与えることは

なかったのである。





ラジオルルイエでは
リスナー様の
お便りを募集しています。

リクエストや、質問なんぞも受付マッス!

お手紙お葉書などに
番組へのご意見ご感想
を書いてお送りください

紹介されると
番組特製オリジナルステッカーと
D,侯爵手書きのQシート
深海の不気味イラスト入り
をプレゼントいたします

D,侯爵への励ましのお便り待ってます。

どしどしお便り下さい



---------------------------------------------------------------
FMおだわら
「ラジオルルイエD,侯爵宛」

〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地 小田原市役所1F

FAX.0465-35-4230

---------------------------------------------------------------


D,侯爵への励ましのお便り待ってます。





---------------------------------------------
 ■D,侯爵の『RADIO R\'lyeh』第五百九夜■_b0050938_131149.jpg



『D,侯爵の『RADIO R'lyeh』』をパソコン・スマートフォンで聞く方法:

FMおだわらの公式サイトの上部にあるバナーをクリックするか、

http://www.jcbasimul.com/?radio=fm%E3%81%8A%E3%81%A0%E3%82%8F%E3%82%89からJCBAインターネットサイマルラジオにアクセス

なお、
広告非表示アドオンはOFFにしてください

□聴けないかたはブラウザのFlash設定がOFFになっていないかご確認ください。
OFFであればONにしてください

□Podcast




by marquis_de_d | 2022-09-11 21:00 | RADIO R'lyeh
<< ■D,侯爵の『RADIO R&... ■D,侯爵の『RADIO R... >>


S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
『D,の部屋』
メインHPは↓から

D,の部屋
ブログパーツ
カテゴリ
全体
日常の一喜一憂
映画の一喜一憂
RADIO R'lyeh
ダイエットの一喜一憂
料理の一喜一憂
ポッドキャストの一喜一憂
自分勝手語辞典
備忘録
創作小説・童話
以前の記事
2026年 04月
2026年 03月
2026年 02月
2026年 01月
2025年 12月
2025年 11月
2025年 10月
2025年 09月
2025年 08月
2025年 07月
2025年 06月
2025年 05月
2025年 04月
2025年 03月
2025年 02月
2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
フォロー中のブログ
aobashi
信楽 楽入陶房 壺中庵
ライフログ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧