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■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』第六百参什弐夜■
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こんやもラジオルルイエ
今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく…


□ 今夜紹介する楽曲 □

サンフランシスコの夜/モップス

オーヴァー・アンダー・サイドウェイズ・ダウン/ザ・ビーバーズ

アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア/ザ・バーンズ

ハイウェイの孤独/ズー・ニー・ヴー

This Bad Girl/ザ・ゴールデン・カップス

午前3時のハプニング/ザ・ゴールデン・カップス

真冬の帰り道/ザ・ランチャーズ



サンフランシスコの夜/モップス


モップスの1stLP

「サイケデリック・ミュージック・イン・ジャパン」

のA面二曲目に収録された楽曲で


エリック・バートンとアニマルズが

1967年秋に大ヒットさせた

サイケデリックナンバーの

カヴァー


デヴュー当時に発売された

二枚組のソノシートブック

(ビクターミュージックブック『グループ・サウンズ特集』)

に掲載されている

パーソネルによれば

リーダーの

鈴木ヒロミツは

目標をアニマルズの

エリック・バートンにおくという

記載がある。


敬愛するエリック・バートンが

アメリカへ渡り

アッシド・ロックに傾倒したことは

モップスにとっても

いいお手本になったと思われる


この「サイケデリック・ミュージック・イン・ジャパン」

欧米でも非常に評価が高く、

オーストラリアで出版された

『1001Record collector Dreams』

という世界の60~70年代ロックの

ジャケット写真を掲載した本でも

数ある日本のレコードの中から

フラワートラベリンバンドの

『SATORI』と

モップスの1stLP

「サイケデリック・ミュージック・イン・ジャパン」

唯二つ

音楽的傑作アルバムに

選出されていました。




オーヴァー・アンダー・サイドウェイズ・ダウン/ザ・ビーバーズ


和製ヤードバーズ、ビーバーズ。

専門家筋からは非常に

評価の高かった実力派グループ。

日本で最初の

ツイン・リード・ギターを

完成させたのもこのGSです。


1968年の6月にリリースされた

アルバム『ビバ!ビーバーズ』から。


ヤードバーズのカヴァー

「オーヴァー・アンダー・サイドウェイズ・ダウン」

ラガー・ロック的な

ポップな仕上がりで、


このバンドの実力と

そして、この時代の世相、

ガレージ感、サイケ感を知るには

この曲で十分ご理解いただけるだろう

エンディングのラスト1分で

いろいろな楽器を

つかっているのが印象的です。



GSでよくヤードバーズを

コピーしていたバンドと言えば

初期のゴールデンカップス。

まあ、これはエディ藩が

19のときに渡米して

ディズニーランドで

ヤードバーズが演奏しているのを

目の当たりにしているので

当然の流れといえるでしょう。


いずれにせよ

とくにヤードバーズの

コピーに熱心だったのは

ビーバーズだった。


しかし、

これほどヤードバーズに

傾倒していた彼らですが

当時ほとんど評価されなかった。

やっぱり、GS最盛期ですからね

こういうのは陰に隠れちゃう。

ただ、

和製ヤードバーズとして

専門家筋の評価は高かった

そのあたりは

アルバム『ビバ!ビーバーズ』に

実力派の片鱗を見ることができます


-----------------------------------------

成田賢(なりたけん)(『サイボーグ009』『電子戦隊デンジマン』『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の主題歌)

石間秀樹(のちにフラワーズ、フラワートラベリンバンド

---------------------------------







アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア/ザ・バーンズ



「バーンズ」という名前のGSは

当時全国にいくつもあったが


(大阪のターゲット・プロの

バーンズ、


はっぴいえんどの

元ドラマー、松本隆が在籍していた

ヤマハ・ライト・ミュージック

コンテスト関東甲信越地区大会

出場ロック部門第三位のバーンズなど

が有名)


これは東京の中川三郎ディスコテーク

に専属出演していたバンド。


中川三郎ディスコテーク出身で

もっとも出世したのは

テンプターズだが


このザ・バーンズも

68年中川三郎ディスコテーク専属となり

わずか半年足らずで

数多い中川三郎ディスコテーク

専属バンドの中でも

ナンバーワンの存在に

なったという


19歳を頭に

平均年齢18歳という

若者たちだった


本作は69年2月に

発売された

ディスコ用の

企画ものLPで

彼らの唯一のLP

「R&B・イン・東京」

に収録されている曲

このLPの存在は

サイケデリックから

ニューロックに移行する

微妙な時期で

バーンズの演奏も

それを反映した

ミッシングリンク的

資料価値を持っている

と思います。

ジミ・ヘンドリックスの

ナンバーが多い中で

お聞きいただいた

「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」は

初期のビートルズナンバーを

ファズを駆使して

カッコイイ

サイケデリックに仕立て上げている


この「R&B・イン・東京」

というLPは本邦初の

ノンストップ・ダンシング・レコード

というのが売り物で

当時のソウル・ナンバーや

ビートルズ、ジミ・ヘンドリックス

のナンバーを

ディスコ風にアレンジして

演奏したものだが

全く話題にならず

このバーンズも

ほとんど無名のまま

終わってしまった。



ハイウェイの孤独/ズー・ニー・ヴー


ズー・ニー・ヴー


「白い珊瑚礁」のヒット曲を持つ

和製サム&デイヴと呼ばれたグループ


渋谷のレストラン・クラブ

"カバーナ"の専属として腕を磨いていた

もっぱら通好みのR&Bを

レパートリーにしていた事

で評判を呼び

コロンビアから

当時としては異例のアルバムによるデヴューを飾ったグループ。


1968年10月10日リリースだった

彼らのファーストLP

『ズー・ニー・ヴーの世界/R&Bベスト・ヒット』

収録のオリジナル曲

ズーニーヴーの

オリジナルの中では

最もガレージ的な曲で

スリリングな

R&Bサイケの傑作


1987年にアメリカでリリースされた日本のGSコンピレーション

『Sixties Japanese Garage - Psych Sampler』にも


「Lonely Highway」のタイトルで紹介された。



This Bad Girl/ザ・ゴールデン・カップス

午前3時のハプニング/ザ・ゴールデン・カップス


ジズバトガール



洋楽ファンから

絶大な支持をウケていた

玄人好みのバンド



ザ・ゴールデン・カップス


本格志向故か

ステージでは

ほとんどオリジナルは

やらなかったというだけあって


自作曲が意外に少ない

ゴールデン・カップスだが


これはメンバーの

ケネス伊藤、作詞

ルイズルイス加部、作曲

という作品。



1968.4.1『長い髪の少女』のB面で


A面の「長い髪の少女」は

売れせん狙いのマイナー歌謡

極めて営利色の強いナンバーで

オリコン14位、35万枚をセールスし

これでゴールデン・カップスも

一躍、人気アイドル・グループに

躍り出ることになるわけですが


逆にB面は

疾走感のあるギターとベース

いかにも

「そのばでつくりました」的な

ラフなメロディの

ガレージ・サイケ・ナンバーだが

スピード感がすごい。



海外のファンがGSを聴いて

一番驚くのはルイズルイス加部の

誰にも真似できない早弾きの

ベースワークだ。






超絶ベーシスト、ルイズ・ルイス加部が歌っているきわめて珍しい曲


午前3時のハプニング/ザ・ゴールデン・カップス




1968年12月リリースの

五枚目のシングル「過ぎ去りし恋」のB面

「午前3時のハプニング」


超絶ベーシスト、ルイズ・ルイス加部が歌っているきわめて珍しい曲です


翌年

1969年末日をもって

脱退した加部は


70年代は


「フード・ブレイン」

「スピード・グルー&シンキ」

「(ニュー)ゴールデン・カップス」

など

様々なバンドに関わったのち

ミュージシャンから足を洗って

アメリカに住むようになる。




真冬の帰り道/ザ・ランチャーズ


(間奏がチェンバロを意識したバロック調ギター)


1966年のは加山雄三は

ヒット曲を連発しており

夏には

『お嫁においで』で

人気は絶頂を迎えていたが


この頃のランチャーズは

第二期ランチャーズ時代で




喜多島修と大矢茂が

学業優先で受験勉強に励んでいた

ため活動できなくなり


代役に

岩崎道夫(b)

堤光雄(g)

を据えて活動していた

という経緯がある

(仮にこれを代役ランチャーズと呼ぶ)


翌年1967年に

喜多島修と大矢茂が

無事に慶應大学に合格して

ランチャーズに帰ってくると

同級生の

渡辺有三を加えて


加山雄三から独立して

四人組の

新生ランチャーズがスタートした。


この年

1967年11月リリースだった

デヴュー曲

『真冬の帰り道』は

GS・ブームと

ランチャーズブランド

の威光もあいまって

好調なセールスを記録



ワイルドワンズが夏のイメージなら

ランチャーズは冬のイメージで

売り出した『真冬の帰り道』


シンプルなメロディの

繰り返しだが

オリコン23位


華々しくGSの仲間入りを果たした





ラジオルルイエでは
リスナー様の
お便りを募集しています。

リクエストや、質問なんぞも受付マッス!

お手紙お葉書などに
番組へのご意見ご感想
を書いてお送りください

紹介されると
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どしどしお便り下さい



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「ラジオルルイエD,侯爵宛」

〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地 小田原市役所1F

FAX.0465-35-4230

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D,侯爵への励ましのお便り待ってます。





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by marquis_de_d | 2025-01-26 21:00 | RADIO R'lyeh
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