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■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』第六百七拾八夜■
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こんやもラジオルルイエ
今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく…


□ 今夜紹介する楽曲 □



ビー・バップ・ア・ルーラ/鹿内タカシ

マッチボックス/ほりまさゆき

ワーク・ソング/尾藤イサオ

ランランラン/内田裕也

モンキー・ダンス/ザ・スパイダース

朝日のあたる家/モップス

サニー/ザ・スパイダース





ビー・バップ・ア・ルーラ/鹿内タカシ


俳優としてのキャリアのほうが

現在では名が通っている


市川学園高三年のときに

ジーン・ビンセントの

レコードを聴いて虜となり


ヴィンセントが来日したとき、

バックをつとめた

ブルー・コメッツに

入り浸るようになる


卒業後の1960年

四月に専属シンガーとなり


鹿内タカシ&ブルー・コメッツを結成

このときすでに


ジャッキー・吉川、

井上忠雄

三原綱木と

後のGSブルコメの

支柱となる人物が加入している


61年日劇ウェスタン・カーニバルに

初出場


特異な個性で注目された



デヴュー盤は

62年2月の「俺は最低な奴さ」

というオリジナルだった


その後65年までに20枚以上の

シングルをだし、アルバムも5枚だしている


お聴きいただいた曲は

1962年に発売された

25センチLP

「タカシとロック」から


『シャボン玉ホリデー』の

レギュラーとしても

活躍したが


十代のアイドルとなるには

ルックスが大人びすぎていて


逆手にとったハードボイルド路線も

あまり理解されず

大ヒットには恵まれなかった


本格的なポピュラー・シンガーの

道を歩むしかなかった



マッチボックス/ほりまさゆき(1965/4


60年代前半に

エルビス・プレスリーを得意とする

ロカビリー歌手として活躍していた

ほりまさゆきの

カール・パーキンス

ビートルズ

のカヴァー。


1957年にカール・パーキンスによって

リリースされたブギウギ調の

ロックンロール・ナンバー

ですが、後にビートルズが

カヴァーしたことで

さらに有名になった曲

--------------------------------------------------------

5枚目のEP盤『ロング・トール・サリー』

に収録され

リード・ボーカルはリンゴスター

--------------------------------------------------------


リヴァプール・サウンドを中心に

日本語でカヴァーしたアルバム

『ビート’65』より


バックは寺内タケシとブルージーンズ

62年秋から

寺内タケシとブルージーンズの

専属となってます


ビートルズの後を追って

イギリスのビートグループが

次々にアメリカのヒットチャートを

賑わせるようになっても


日本では歌・コーラスと演奏を

同時にこなせるような

グループはなかなか出てこなかった


したがってGS

という形態が浮上してくる

1966年以前は

<ソロシンガー+エレキ・バンド>

という過渡的形態で

ブリティッシュ・ビートの

カヴァー盤がよくリリース

されていた


特に重要な役割を果たしたのは

”尾藤イサオとブルー・コメッツ ”

”ほりまさゆきとブルー・ジーンズ”


ロカビリー時代と

GS時代を繋ぐ時期に

最も重要なロック・シンガーで

あると言える


この

1965年4月発表の

通算三枚目のアルバム

『ビート’65』でも


「アイ・フィール・ファイン」

「マッチボックス」

を日本語カヴァーしている


「アイ・フィール・ファイン」は

冴えない出来だが

「マッチボックス」では

本来ロカビリー曲である

ということもあってか

実力を発揮している




ワーク・ソング/尾藤イサオ


66年11月東芝より発表

『ワーク・ソング』


もちろん演奏は

ジャッキー吉川とブルーコメッツです


さて


ガレージ・サウンドの

象徴といえば

ファズ・ギターの

セミの鳴くような歪んだ音ですが


ファズトーン・ボックスという

エフェクターによってもたらされる

このサウンドで

1960年代中期の米国に蔓延したわけです


日本でやっと普及するようになるのは

1967年ごろからですが



この66年11月東芝より発表の

『ワーク・ソング』の

間奏がファズトーン・ボックス

というエフェクターを使った

日本最初のレコード

なんじゃないかということなんですね。


また、

同じ66年11月に発売された

ブルーコメッツの

「ベストヒット66」というアルバムに

収録されている

「涙のギター」の後半部分にも

ファズの音がしている



つまりブルーコメッツが

日本で最初にファズを使った曲を

レコード化したプロバンド

であるということになる。


このファズボックスの

持ち主はスパイダーズの

かまやつひろしが

アメリカに行った際に

買ってきたまま、

使い方がわからないんで

家に転がしておいたのを

ブルコメの三原綱木が

借りたものなんですよ


綱木はこれを参考に

エース・トーンに

コピー・モデルまで

作らせたという逸話も残っている




いずれにせよ

ファズを日本に持ち込んだのは

スパイダーズのかまやつひろしだ


もし、ムッシュが

ファズボックスの使い方が

わかっていたら…


66年9月の

「夕日が泣いている」での

音を歪ませる苦労話はなかったかもしれない


ファズを使った

日本最初のヒット曲は67年

「太陽の翼」です




ランランラン/内田裕也



1965年5月

シングル「スイムでいこう」のB面

米国ミネソタの

ガレージバンド、

ジェスチャーズの日本語カヴァー。

バックは寺内タケシとブルージーンズ。さすがのかっこよさでございます。


(60年代の東芝時代の作品は6枚

尾藤イサオとの合同アルバムが二枚出てます。)

内田裕也

現代ではシェキなベイベーなイメージが強い爺さんですけれども


尾藤イサオとともに再評価すべき

ロッカーです。フラワーズ時代、そして、フラワーズトラベリンバンド

などのプロデューサー時代、70年代後半からは俳優としての活躍と

含めてロックンローラーとして素晴らしい功績をもたらした人物。


ジョー山中の自伝的著書

『証:永遠のシャウト』にも

裕也さんは

「俺はヒット曲こそないがステージに立てば

一番客を沸かせられるのは俺さ」と

言っていて、実際にそうだった


と証言している





モンキー・ダンス/ザ・スパイダース


1965年5月クラウンから

「フリフリ/モンキーダンス」

田辺昭知(たなべしょうち)とザ・スパイダーズ名義でリリース


ビートルズがソングライティングもやるということに

触発されて、かまやつひろしが作詞作曲した

A面の「フリフリ」。

これで

日本で始めて日本語によるオリジナル楽曲をレコード化した

ビートグループ、スパイダーズが誕生するわけです。

まさにGSの起源がここに在るわけですな。



そしてお聴き頂いた


キンクス的なリフで始まるB面

ダンス・ナンバー

「モンキー・ダンス(ミスター・モンキー)」

これは作詞家、阿久悠の処女作ですね。


この記念すべきシングルのジャケットに

かまやつひろしが入っていないのは

ジャケットの撮影日に寝坊して遅刻したという

エピソードが在りますが




朝日のあたる家/モップス



日本初のサイケデリック・グループを

標榜して生まれたグループ

モップスも

当初は

ファズギターを駆使した

サイケデリック路線が

続いたんですが


69年に入る頃には

それまでのイメージを払拭


よりシンプルな

ロック、ブルーズ、R&Bと

言った方向に転じることになる。


1970.6.5

三枚目のアルバム

『ロックンロール'70』では


数年前の

サイケの面影はなく


もはや時代遅れとなった

グループサウンズ・ムーブメント

との決別を計り


ロックンロール、

R&Bの古典を

1970年代ならではの

ハード・ロックで

演奏してみせた。


そんな中でも

A面4曲目の

このアニマルズの

「朝日のあたる家」の

カヴァーは意外にも

ハード・ロックではなく

ヘビー・フォーク的解釈で


ピアノ中心の

アコスティック・ナンバー


サウンド的にも間奏に

尺八を起用するなど

冒険的な試みが見られる。

オリジナリティーの強さ、

アレンジ・センスの良さ

を感じます。






サニー/ザ・スパイダース


1968年3月15日にリリースされた

『スパイダースNo.5』収録曲



当時、日本のGSが

盛んに取り上げていた

ボビー・ヘブのヒットナンバー


何かにつけて

マチャアキが歌ってた

十八番中の十八番ナンバー


ラジオルルイエでは
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どしどしお便り下さい



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〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地 小田原市役所1F

FAX.0465-35-4230

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D,侯爵への励ましのお便り待ってます。





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by marquis_de_d | 2025-12-21 21:00 | RADIO R'lyeh
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