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■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』第六百八獣四夜■
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こんやもラジオルルイエ
今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく…


□ 今夜紹介する楽曲 □



愛することは誰でもできる/アウト・キャスト

しずかに/ザ・スパイダース

苦しみのロック/ザ・ブルーインパルス

ブルーフィンガーズ/ザ・フィンガーズ

ゲルピン・ロック/ムスタング

This Bad Girl/ザ・ゴールデン・カップス

アラウンド・アンド・アラウンド/ザ・スパイダース





愛することは誰でもできる/アウト・キャスト



後の大物業界人を

多数排出した渡辺プロのGS


エレキ・バンド

”ブルー・エース”の

水谷淳(作曲家:水谷公生)が中心になり

66年春に結成された

実力派集団アウト・キャスト


本作は67年4月に

発売された2枚目の

シングルA面の「愛することは誰でもできる」


轟健二のフルートが

聴ける曲。


「花嫁人形」によく似た

日本的メロディーを

さりげなく取り入れた

ナンバーだが

A面としては

ちょいと地味。


それより


数多くのGSのオリジナル曲の

中でも”ガレージ”と呼ぶにふさわしい

耳障りで騒々しい

電話でいいから/アウト・キャスト


ガレージ・パンクの

B面との温度差がすごい。

まあ、69年くらいになると

A面ガレージ

B面演歌かムード

というのはよくあったんですが

これはその逆を狙ったのかもしれない



デヴューから間もない

夏から秋にかけて

6人いたメンバーも

二人抜けて

1967年秋には四人での

活動となってしまう。


ギターテクニックだけでは

生存できない世界ゆえなのか

はたまた事務所の都合なのか

GS黄金期の1968年3月には

解散してしまう。


最後まで残った

大野良二に

トニー谷の次男である

谷かつみ ら

4人を加えて

再結成するものの

シングル「空に書いたラブレター」

一枚をだして

1969年には

解散に追い込まれてしまう


実力があるだけでは人気に

恵まれなかったという

グループの代表格

といえる




しずかに/ザ・スパイダース


”トーキョー・サウンド”を標榜して

英語ヴァージョンの「フリフリ」をはじめ

全曲オリジナルで固めた意欲作

1966年4月15日リリースだった

スパイダースのファースト・アルバム

「ザ・スパイダース・アルバムNo.1」


マージー・ビート、

ブリティッシュ・ビートを

吸収してきた日本のバンドが到達した

当時における最大級の成果が

このアルバムであると言っていい



収録曲のほとんどは

ムッシュ・かまやつひろしが

手がけており、


65/66年にロンドンあたりで

空気の入った缶詰を

東京で開けたような

仕上がりになっている



ロビーやモンキーといった

ニューリズムを

流行らせようと

作った曲や

絶叫入りのいかにも

スパイダースといった

ガレージナンバーが

収録されている中


お聞きいただいたような

クラシックを意識した

しっとりとした

ナンバーも聞くことができる



苦しみのロック/ザ・ブルーインパルス


お聴きいただけば分かるとおり

なんとも後ひく

噛めば噛むほど味がある

クセになる出来栄え。



遅れてきたアングラソング風だが

当時、ほとんど話題にならなかった

彼らのラストシングル


1968年1月結成のダックスというバンドと

もう一つのバンドが名古屋で出会って

合体して生まれた


ジャガーズと同じエコープロ所属


68年10月3、4日のモンキーズ来日には

フローラル、ポニーズとともに

フロントアクトに抜擢される


同月25日には

RCA邦楽部門第一弾タレントとして

和田アキ子、リードらと共に

売り出され「太陽の剣」でデヴューした


GS第三期黄金時代を

担うグループとして

期待されたが鳴かず飛ばず


結局1970年4月

自虐的な「苦しみロック」を出した

のが最後のシングルになった







ブルーフィンガーズ/ザ・フィンガーズ




フジテレビ『勝ち抜きエレキ合戦』で

優勝しおなじみになった




荒井由美が

このバンドの

取り巻きだったことは

有名な話



65年には

慶大風林火山杯

日米対抗バンド合戦

グヤトーン全国アマチュア・バンド・コンテスト

はじめ数々の

エレキバンドコンクールに出場し

賞を総なめ

さらに66年の

「勝ち抜きエレキ合戦」では

グランド・チャンピオン

となり全国にそのなを

轟かせた

慶応大学の実力派エレキ・バンド


本作は67年7月にでた

2枚目のシングルの『ゼロ戦』のB面で


リーダーの高橋信之

(高橋幸宏の兄)の作った

珍しく、アメリカ的な

サウンドでガッツのある

ガレージ・インスト・ロック・ナンバー



ザ・フィンガーズは

レコードでは初期は

主にエレキ・インストで

もちろん、腕に自信が

あるゆえでしょうが、

しかし

GSブーム真っ盛りのころには

時代遅れ感が否めなかった


そこで、この後に

インスト・バンドからの

脱皮をはかり、徐々に

メンバーを交代。


68年には

キング/ロンドンから

「日本初の本格的ソフト・ロック・グループ」

を謳い文句に

「愛の伝説」で再デヴューしています

(あんまり売れなかったけど)





ゲルピン・ロック/ムスタング


いかれた

かけ声が精神を

ずたずたにしそうな

この時代の

サイケデリック・トーキョーを

象徴するようなオリジナル曲


包まれていた

キングオブカルトと

呼ばれたGSムスタングがですね

現在でも

小岩の南口にあるライブハウス

「ジョニーエンジェル」で

不定期でやってるって言うんですね


1968年、キングレコードの

ロンドンレーベルに

和製ポップス部門が

スタートいたしまして、

それのタレント第一号グループが

ムスタングだった。

当時、

まともなプロフィールなどが

作られるわけもなく

いつどこで結成されたかすら

わからなかったグループで

これはメンバー再調査の必要が

あるだろうと思います。


そんなムスタングの

唯一のシングルのA面

ゲルピン・ロック/ムスタング(1968

を聴いていただきました。


昭和元禄を

象徴したような

軽薄なロックンロール

シンプルな曲調に、

メンバー全員による

口で効果音を入れているのもスゴい。


カルトGSの象徴的レコードです。

だいたい3,4万します。


題名にもなっている

「ゲルピン」とは当時の

流行語で一文無しの事という

ことなんですが

到底、ゲルピンじゃ買えません






This Bad Girl/ザ・ゴールデン・カップス

ジズバトガール



洋楽ファンから

絶大な支持をウケていた

玄人好みのバンド



ザ・ゴールデン・カップス


本格志向故か

ステージでは

ほとんどオリジナルは

やらなかったというだけあって


自作曲が意外に少ない

ゴールデン・カップスだが


これはメンバーの

ケネス伊藤、作詞

ルイズルイス加部、作曲

という作品。


1968.4.1『長い髪の少女』のB面

A面の「長い髪の少女」は

売れせん狙いのマイナー歌謡

極めて営利色の強いナンバーで

オリコン14位、35万枚をセールスし

これでゴールデン・カップスも

一躍、人気アイドル・グループに

躍り出ることになるわけですが


逆にB面は

疾走感のあるギターとベースに


海外のファンがGSを聴いて

一番驚くのはルイズルイス加部の

誰にも真似できない早弾きの

ベースワークだ。


いかにも

「そのばでつくりました」的な

ラフなメロディの

ガレージ・サイケ・ナンバーだが

スピード感がすごい。


この曲の

ヴォーカルはケネス伊藤


地味な印象だが

日系アメリカ人だった

彼の存在はカップスの持っていた

本物の匂いを影から

支えていたといえる


「ガレージ・パンクという

視点から見た時、

ゴールデン・カップスで

一番のヴォーカリストは

ケネス伊藤だ」とおっしゃる人もいます





アラウンド・アンド・アラウンド/ザ・スパイダース


1966年5月20日リリースだった

スパイダース2枚目のアルバム

「ザ・スパイダース・アルバムNo.2」


前作の

全曲オリジナル曲で構成した

「ザ・スパイダース・アルバムNo.1」

とは一転して

これは全曲カヴァーで構成された

セカンド・アルバムで

ほとんどは

いわゆるリヴァプール・サウンドの

ナンバーで、しかもThe Beatles物では

なぜか精彩さを欠く印象だが


B面の二曲目のアニマルズのカヴァー


アラウンド・アンド・アラウンド、


5曲目のデイヴ・クラーク・ファイブの

シンギング・オブ・ユー・ベイビー


ラストに収録された

チャック・ベリーの

ロックン・ロール・クラシック

「ジョニー・B・グッド」

では


ご機嫌な演奏を展開している。



ラジオルルイエでは
リスナー様の
お便りを募集しています。

リクエストや、質問なんぞも受付マッス!

お手紙お葉書などに
番組へのご意見ご感想
を書いてお送りください

紹介されると
番組特製オリジナルステッカーと
D,侯爵手書きのQシート
深海の不気味イラスト入り
をプレゼントいたします

D,侯爵への励ましのお便り待ってます。

どしどしお便り下さい



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FMおだわら
「ラジオルルイエD,侯爵宛」

〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地 小田原市役所1F

FAX.0465-35-4230

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D,侯爵への励ましのお便り待ってます。





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□Podcast




by marquis_de_d | 2026-02-01 21:01 | RADIO R'lyeh
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