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■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』第六百八獣七夜■
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こんやもラジオルルイエ
今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく…


□ 今夜紹介する楽曲 □





ワイプ・アウト/ザ・スパイダース

シンキング・オブ・ユー・ベイビー/ザ・スパイダース

リボンの娘/スカイ・ホークス

真冬の帰り道/ザ・ランチャーズ

光ある世界/ザ・タイガース

太陽はもう輝かない/ザ・リード

ゲット・バック/ザ・カーナビーツ







□ワイプ・アウト/ザ・スパイダース




この迫力満点の

荒々しい演奏は


凡百のテケテケ・エレキバンドには

無い魅力があり


スパイダースが

エレキ・インスト・バンドとしても

相当の実力を備えていた事が

わかります。


クラウンから

1965年の10月に

『ダイナマイト』という全曲インストの楽曲で構成された

コンパクト盤(EP盤という7インチ=17センチレコード

LPと同じ回転数33回転のシングルレコード)に収録されています。


いつもこの楽曲は

フォノシート版をかけていたんですが

こちらの

EP盤はかけるの初めて

やはり、フォノシートより

音圧があるな

ハイハットのパンチが強い



1965年と言えばまさに

エレキインストの時代という

感じですが


スパイダースは当時

すでに歌って演奏する

リヴァプール・サウンズの

スタイルを志向しておりまして


このベンチャーズの

おなじみのナンバー

「ワイプ・アウト」


この比類なきワイルドな演奏は

欧米でも非常に評価が高い


かまやつひろし曰く、


スパイダースでは

ベンチャーズの

レパートリーは

なるべく避けていた


その理由が

まず、寺内タケシのほうが

ベンチャーズやらせたらうまい

ということと

井上孝之が'テケテケ'を

できない事もあって


スパイダースでは

ベンチャーズの

レパートリーは

なるべく避けていた

というのであるが


この演奏を聴く限りでは

なんの なんの

なかなか迫力のある

演奏で

かえってこういう

エレキ・インストを

聴くと

スパイダースの

実力の高さを

うかがう事ができます。



シンキング・オブ・ユー・ベイビー/ザ・スパイダース


1966年5月20日リリースだった

スパイダース2枚目のアルバム

「ザ・スパイダース・アルバムNo.2」


前作の

全曲オリジナル曲で構成した

「ザ・スパイダース・アルバムNo.1」

とは一転して

これは全曲カヴァーで構成された

セカンド・アルバムで

ほとんどは

いわゆるリヴァプール・サウンドの

ナンバーで、しかもThe Beatles物では

なぜか精彩さを欠く印象だが


B面の二曲目のアニマルズのカヴァー

アラウンド・アンド・アラウンド、


5曲目のデイヴ・クラーク・ファイブの

シンギング・オブ・ユー・ベイビー


ラストに収録された

チャック・ベリーの

ロックン・ロール・クラシック

「ジョニー・B・グッド」

では


ご機嫌な演奏を展開している。




リボンの娘/スカイ・ホークス


典型的なマイナー調GS歌謡 いちおうファズ付き


1968年5月

コロムビアからリリースした

なんの芸もない

『帰ってきたヨッパライ』のアンサーソング

「天国からのお迎え」でデヴュー

この

「天国からのお迎え」のB面が

お聞きいただいた

「リボンの娘」


しかし

この「天国からのお迎え」は

82位にチャートインしています


その後、1969年には

どういう経緯があったか

不明だが

バンド名を チェック・メイト と変更


ドラムに西島隆一を新メンバーに迎えたところ

これが人気を集めて 文化放送の「GS人気投票」

では16位 一万三千票を獲得


しかし

どんなゴタゴタがあったのか

この年の1969春 突如として解散している




真冬の帰り道/ザ・ランチャーズ


(間奏がチェンバロを意識したバロック調ギター)


1966年のは加山雄三は

ヒット曲を連発しており

夏には

『お嫁においで』で

人気は絶頂を迎えていたが


この頃のランチャーズは

第二期ランチャーズ時代で




喜多島修と大矢茂が

学業優先で受験勉強に励んでいた

ため活動できなくなり


代役に

岩崎道夫(b)

堤光雄(g)

を据えて活動していた

という経緯がある

(仮にこれを代役ランチャーズと呼ぶ)


翌年1967年に

喜多島修と大矢茂が

無事に慶應大学に合格して

ランチャーズに帰ってくると

同級生の

渡辺有三を加えて


加山雄三から独立して

四人組の

新生ランチャーズがスタートした。


この年

1967年11月リリースだった

デヴュー曲

『真冬の帰り道』は

GS・ブームと

ランチャーズブランド

の威光もあいまって

好調なセールスを記録



ワイルドワンズが夏のイメージなら

ランチャーズは冬のイメージで

売り出した『真冬の帰り道』


シンプルなメロディの

繰り返しだが

オリコン23位


華々しくGSの仲間入りを果たした



光ある世界/ザ・タイガース


1968年9月25日リリース(wikiでは10月1日)

タイガース七枚目のシングル

『廃墟の鳩』(オリコン3位)

のB面「光ある世界」


このシングルのA面、B面とも

三枚目のアルバム『『ヒューマン・ルネッサンス』

に収録された


ーーーーーーーーーーーーーー

このアルバムは、

「ポンペイ最後の日」

からモチーフを得た

コンセプト・アルバムで

GSと管弦楽の融合という

すぎやまこういちらの

意図が一応の成功を

見たアルバム

GS=不良=低い音楽性

という世評に反発するかのように

大げさなほどの

格調の高さと芸術性を

打ち出している

全体的にオーケストラを

導入したクラシック・ロックの

おもむきが強く

まるでオペラのような

アルバム

ーーーーーーーーーーーーーー


作詞:なかにし礼

作曲:すぎやまこういち

編曲:すぎやまこういち


40人の管弦オーケストラをバックに

沢田研二がソロをとる

神秘的な雰囲気が漂い

楽曲としての

完成度も高い


東宝映画

『ザ・タイガース華やかなる招待』

の劇中

ジュリーと久美かおりが幻想デートする

シーンで使用されている




太陽はもう輝かない/ザ・リード


1969年3月リリースだったLP

『サウンド・オブ・サイレンス/ザ・リード・ゴーズ・トップ・ヒット』


全編、ハーモニー重視で

ソフト・ロック路線の

全曲カヴァーで構成されている

アルバムで


ビートルズ

ビー・ジーズ

モンキーズ

ドアーズ

ローリングストーンズ

ジミーヘンドリックス

などなど


当時のありふれたヒット・ナンバーが

取り上げられ


オーケストラを配して歌う

可もなく不可もない曲

で構成されたアルバムから


太陽はもう輝かない


ウォーカー・ブラザーズの

ヒット曲のカヴァー


すっきりとした

クリアなコーラスが

心地よいソフトロックに

仕上がっている



リードといえば

当時のミュージシャンならば

知る人ぞ知る存在で


リード・ギターの

マーク・エルダーが

チョーキング奏法を

日本に持ち込んだ

まさにその人なのである。


それまで、

日本のバンドは

チョーキングを知らなかったのである


ザ・リードは

赤坂のクラブ「チータ」の

ハウス・バンドとして

活動しており

マークの演奏を見て

度肝を抜かれたという

GSマンは多い


そこには

マークのブルース・ギターを

盗み見するために

日本のGS連中が

毎晩のようにやってきていた

というのである。


ダイナマイツの山口富士夫も

その一人で

「とにかくアンプはボリュームいっぱい

トレブルもベースもいっぱいにして

こうやってチョーキングすれば

クリームみたいな音が出るんだっていうのが

俺は見てすぐわかったわけ


で、真似してみたら

同じ音が簡単に出た」


と『日本ロック大系上巻』に証言がある


山口富士夫が

ギブソンのES-355ステレオ・ヴァージョン

を使うようになったのも

その時にマークが使っているのを見た影響だと言っている


このほかにも

柳ジョージ

浅野孝巳

陳信輝など

多くのミュージシャンが

マークの演奏を見て

ブルース・ギターを学んだことを証言している


マーク・エルダーは

チョーキング奏法の伝道師

と呼ぶべき存在だ



ゲット・バック/ザ・カーナビーツ



1969年11月25日にリリースされた

『ヤング・ポップ・ベスト・ヒット14』

収録作品



カーナビーツの典型的直球型カヴァーだが


69年4月にカーナビーツを脱退した

臼井啓吉の後釜として

加入した ポール岡田 の

リード・ヴォーカルを

メインで聴ける

のは

この曲だけである。




ラジオルルイエでは
リスナー様の
お便りを募集しています。

リクエストや、質問なんぞも受付マッス!

お手紙お葉書などに
番組へのご意見ご感想
を書いてお送りください

紹介されると
番組特製オリジナルステッカーと
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D,侯爵への励ましのお便り待ってます。

どしどしお便り下さい



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FMおだわら
「ラジオルルイエD,侯爵宛」

〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地 小田原市役所1F

FAX.0465-35-4230

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D,侯爵への励ましのお便り待ってます。





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by marquis_de_d | 2026-03-01 21:00 | RADIO R'lyeh
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