ダイエットは順調。でも、朝起きて鏡を見ると妙にやつれた顔の自分が。それに、なんだか冷房の風が当たると寒くて寒くてしょうがない体になった気がする。うわ〜ヤダな〜これってなんかヤバいなあ(稲川淳二調)と思って今日はお昼は好物の鰻。夜はトンカツを食べました。あんまりやりすぎて夏バテとか、秋になってリバウンドとか嫌だし(何度も言うようだが去年は夏コミ前に58キロにしたものの肝心の夏コミ当日は61キロになっていたという)。
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本日の体重測定結果報告
58.2キログラム
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2000年前の種から生まれた蓮は透き通るように美しい色彩
2000年前(ってことは弥生時代)だかなんだかよくしらないけれども、それは今日も変わらず天国の色彩と馨しい芳香を放っている。いつものように仕事場まで徒歩で向かう。小田原城の中を突っ切ってお堀の蓮を横目にみながら。人間は朱に交われば赤くなるが蓮は違う。蓮は泥の中から生じつつも、その泥の汚れに染まらなずに美しく咲く。ゆえに宗教的なシンボルとして仏教、ヒンドゥ教などで純粋さを示す象徴として扱われている。どうして蓮は泥を退けつつ美しく咲き誇るのか。それは蓮の自浄機構によるものなのだ。蓮の葉は決して濡れることがない微細構造と表面の化学的特性をもっている。これを‘ロータス効果’と呼び、ナノテクノロジーの分野では塗料、屋根材、布などの表面でロータス効果を再現し、それらを乾燥したきれいな状態に保つ方法の開発が行われているのだそう。そんな蓮の甘い香りを胸一杯に深呼吸するも満たされず虚しい。生傷の絶えない心が疼痛い。僕もロータス効果にあやかりたいね。もう一度、香りを吸い込むと今度は代わりに灰色の綿塵みたいな息が吐き出される気がする。なあによくある事で、またいつもの病気だよ君、気にするな。さっさと仕事場へ向かおう出来るだけ暑くなる前に。それで、手早く仕事を片付けて昼すぎからは眠るんだ、ビール飲んで。ちくしょお、辛くてやってらんねえぜ。
僕の目指す文章ってのがあって、このブログでは出来る限り実践しようと思っているけれども上手くいっているかどうかは自分ではわからない。だいたい、年を重ねるごとに自分を褒めてくれる人は自分だけになってくるから。一つには女々しい表現っての、洟垂れの泣き虫小僧が「おめえチンコついてねえのか」「この去勢豚」とか罵られて虐められて半べそ我慢しながらも強がってウジウジ綺麗事並べて言い訳ばかりしているみたいな表現。気取った表現も女々しい表現も、どちらにしても今チマタの言葉で言えば「キモイ」わけだけれども、そのキモイってのが人を惹き付けるわけだし、同じキモイのならば女々しいほうがずっと魅力的。それはもちろん僕にとってだけれども。もう一つはちょっと心を病んでいる文章を。ってこと。いつまでも満たされないで乾いていて、狂犬病でアルコール依存症で、涎たらして飢えていて、傷は癒えないで膿が出ていて、目から火が出るほど怒り狂っていて、その炎も女々しい涙で消沈してぶすぶすと燻っていて、早く死ねば良いのにと自分で思っちゃうくらいの文章が書けたら最高傑作。マトモな文章よりも病んでいるほうが読みやすい事もある。たとえばダラダラと遠回しに一つの事をひっぱるよりも、偏執狂的に偏った知識が矢継ぎ早に出てくるほうが読みやすかったりするじゃないですか。え?それって僕だけかしら。
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