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カテゴリ:日常の一喜一憂( 970 )
■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』、第壱佰四拾伍夜■

メラ・メラ/ザ・スパイダース
おやじのロック/フィフィ・ザ・フリー
よい子のゴー・ゴー/ザ・ライオンズ
ブーケをそえて/ザ・ダーツ
スナッキーで踊ろう/海道はじめ
私のビートルズ/常田富士男



メラ・メラ/ザ・スパイダース




メラ・メラ/ザ・スパイダース(1967/4)

80年代以降から現代に至るまで
ヒッピー・ヒッピー・シェイクス
デキシード・ザ・エモンズ
クレイジー・ケン・バンド
ザ・ヤングなど
国内外で
多くのカヴァーを生んでいる
スパイダーズのガレージパンク代表作。

この曲は
日活の主演映画「ザ・スパイダーズの大進撃」
のサウンドトラック版として
リリースされた二枚組LP収録曲で
スパイダーズ名義でリリースされたアルバムには
はいってません。

さらに、
ただいま聴いていただいた
ヴァージョンは

4作目の出演映画
日活/1968年8月28日封切りだった
『ザ・スパイダーズバリ島の珍道中』より
バリ島のホテルのプールサイドでの
演奏シーン

「スパイダーズの大進撃」の
バージョンと異なりファズトーンを
盛大に導入



おやじのロック/フィフィ・ザ・フリー
よい子のゴー・ゴー/ザ・ライオンズ

おやじのロック/フィフィ・ザ・フリー



ラジオ関西でオンエアされたことで
この曲がアングラ・ソングとして評判に
なったことから

アングラ・ブームという名の
コミック・ソングの
ブームにのろうとしていた
業界の目に留まり


1968年6月
テイチク/ユニオンから
急遽レコード・デヴューした
大阪芸術大学の五人組
フィフィ・ザ・フリー

誰かがこの曲を
「芸風が所ジョージ」
と云っていたが

言い得て妙である

逆に6/24にリリースされた
所さんのニューアルバム
ジャムクラッカー3も
何となく、GSっぽい
サウンドが聴けるんで
そちらもチェックして
頂きたいですが

しかし、
セールス的にはさっぱりで
69年2月にでた
第二弾『チェンジ・ユア・マインド』も
ふるわなかった。

それでも、
アングラブーム便乗GSの
なかではしぶとく生き残った
グループで

コロンビアに
アルファレコードが
開設されると
三枚のシングルをだして

その後も
札幌で一年間営業活動をへて
71年RCAに移籍

宮田自転車のCMソングを
だすなど活動を続け

72年に正式解散している



よい子のゴー・ゴー/ザ・ライオンズ


東芝がタイガースに
対抗できるGSを作ろうと
いうことで

大金を投じて
売り出し

大宣伝するも見事にこけた
デヴュー曲『素敵なエルザ』を

リリースした後に
まわってきた
1968年8月リリースのシングル
『ハイウェイ小唄』のB面

シングル二枚目にて
すでに売り出しを
諦めたかような
ライオンズ第二弾。

子供交通安全協会の企画もの

本来なら特販ででるようなものだが
なぜか通常のリリースとなった。

一体どんなところで
この曲が使われたのか興味深い
ものがありますが

当時の東芝
高島弘之ディレクターも
その自著において
「ルックスはよかったが、
ヴォーカルが悪かった。
曲の作り方によっては
カヴァーできると考えた
わたしの過信である」

と当時を振り返って
反省している


ブーケをそえて/ザ・ダーツ


『帰ってきたヨッパライ』に
続くアングラ・ソングとして
オリコンチャート第二位の
大ヒットをきろくした
『ケメ子の歌』のB面で

マイナー調の
暗めなフォーク・ロック・ナンバー

まあ、ダーツの本領は
アングラソングではなく
こちらだったのだろう。

ケメ子が注目を集めなければ
この路線で行けたかもしれない

ちなみに
このバンドも12弦ギターを愛用していた。

元々、ワイルド・ワンズの
影響でヴォーカルにも手を出すようになった
グループである。





スナッキーで踊ろう2:38海道はじめ1968

元々は民謡歌手である海道はじめのデヴューシングル
スナッキーとはプリマハムのソーセージの名前であり、
いわゆるタイアップ作品であったがセールス的には不発

そのまま人々の記憶から
静かに消えて行ったかに
見えたこの曲ですが

90年代以降に
コサキンのラジオで紹介されてから

幻の名盤解放同盟の尽力
によりCD化されて
広く知られる曲となった。

バックコーラスの
スナッキーガールがすごい
小山るみ(さすらいのギター)
女優吉沢京子(あのど根性がえるの京子ちゃんのモデルでもある)
そして、風吹ジュン、

なんという組み合わせ
なんという最強布陣
とんでもないメンバーですよ。スナッキーガールは。
現在でも海道はじめは民謡歌手として活躍中



私のビートルズ /常田(ときた)富士男(1970/10)

一度聴いたら耳に焼き付いて
離れないサイケデリックな
ナンバー



フーテンキャラで知られる俳優だが
いまや「日本昔ばなし」のイメージすら
薄れてきている

常田(ときた)富士男の
ビートルズ解散に便乗した
企画ものシングル
まさに1970年という
年だったから出来たカオスなコンセプト

当時、毎晩のようにラジオで
かかっていた曲ですから
ファズの利いたギターとベースの
ユニゾンにアッシドな歌声は
今も脳に焼き付いている
という人は多いのではないでしょうか
by marquis_de_d | 2015-07-12 21:07 | 日常の一喜一憂
■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』、第壱佰拾禄夜■
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■今夜お送りした曲■



朝日のない街〈フォノシート・バージョン〉/ザ・スパイダース
オーヴァー・アンダー・サイドウェイズ・ダウン/ザ・ビーバーズ
ハイウェイの孤独/ズー・ニー・ヴー
サイケデリック・マン/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
恋のサイケデリック/ザ・デビィーズ
朝日のあたる家/モップス


朝日のない街〈フォノシート・バージョン〉/ザ・スパイダース

先週に引き続き
今週も
スパイダースの
レア音源で
スタートした
ラジオルルイエ

スパイダースは
65年5月に「フリフリ」で
レコードデヴューしてから
65年末にフィリップス・レコード
と契約するまでの間に、

勁分社、コダマ・プレス、ビクター
などで、ソノシート用に
およそ26曲あまりを
レコーディングしている。

このアニマルズの
おなじみのナンバー
「朝日のない街」の
カヴァーは勁分社から
リリースされていた
週種類のソノシートに
残されていた
録音音源。

この
「朝日のない街」は
1966年5月20日リリースされた
全曲カヴァー曲で構成された
スパイダースの2ndアルバム
『スパイダースNO.2』にも
収録されていますが

この
ソノシート用の
録音の方が
タイトで
迫力がある演奏が
楽しめたかと思います






オーヴァー・アンダー・サイドウェイズ・ダウン/ザ・ビーバーズ


このバンドの実力と
そして、この時代の世相、
ガレージ感、サイケ感を知るには
この曲で十分ご理解いただけるだろう
ということで聴いていただきましたが、

和製ヤードバーズ、ビーバーズ。
専門家筋からは非常に
評価の高かった実力派グループ。
日本で最初の
ツイン・リード・ギターを
完成させたのもこのGSです。

1968年の6月にリリースされた
アルバム『ビバ!ビーバーズ』から。
ヤードバーズのカヴァーです。

GSでよくヤードバーズを
コピーしていたバンドと言えば
初期のゴールデンカップス
があげられますが
とくにヤードバーズの
コピーに熱心だったのは
ビーバーズだった。

「オーヴァー・アンダー・サイドウェイズ・ダウン」
ラガー・ロック的な
ポップな仕上がりで、
エンディングのラスト1分で
いろいろな楽器を
つかっているのが印象的です。

しかし、
これほどヤードバーズに
傾倒していた彼らですが
当時ほとんど評価されなかった。
やっぱり、GS最盛期ですからね
こういうのは陰に隠れちゃう。
ただ、
和製ヤードバーズとして
専門家筋の評価は高かった
そのあたりは
アルバム『ビバ!ビーバーズ』に
実力派の片鱗を見ることができます

-----------------------------------------
成田賢(なりたけん)(『サイボーグ009』『電子戦隊デンジマン』『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の主題歌)
石間秀樹(のちにフラワーズ、フラワートラベリンバンド
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ハイウェイの孤独ズー・ニー・ヴー1968

R&Bサイケの傑作
ズー・ニー・ヴー
ハイウェイの孤独(ロンリーハイウェイ)

1968
アルバム
『ズー・ニー・ヴーの世界/R&Bベスト・ヒット』収録のオリジナル曲

スリリングなR&Bサイケの傑作
ズー・ニー・ヴーの
オリジナルのなかでは
最もガレージ的な
ナンバー
すっごく乾いた感じの
詩にもしびれます。

「白い珊瑚礁」のヒット曲を
持つ和製サム&デイヴと
呼ばれたグループ

渋谷のレストラン
・クラブ"カバーナ"の
専属として腕を磨いていた

もっぱら通好みの
R&Bをレパートリーに
していた事で評判を呼び

コロンビアから
当時としては
異例のアルバムによる
デヴューを飾ったグループ。

69年4月に発表した
セカンドシングル
「涙のオルガン」のB面
南洋への憧れを歌った
カレッジ・ポップ
「白い珊瑚礁」が
じわじわと評判になり

ついにはオリコンチャート
18位まで登り詰める
という思いがけない
ヒットとなった。

69年といえば

もはやGSは衰退期であったが
そんなさなか
彼らは一躍スターとなった

この
「ハイウェイの孤独」は
1986年にアメリカで
リリースされた
『Sixties Japanese Garage --Paych Sampler』
という日本のGSだけを14曲
集めた海賊版LPにも

「Lonely Hightway」

というタイトルで
紹介されています





サイケデリック・マン/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ(1968/2
恋のサイケデリック2:37ザ・デビィーズ1968


サイケデリック・マン/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ(1968/2


66〜67年にかけて
「青い瞳」「ブルー・シャトウ」
などの大ヒットを
連発して
GSの生みの親といっても
過言ではないブルー・コメッツも
そのパブリック・イメージを
覆すようなサイケ・ナンバーを
残している。

この曲は68年2月発表

日本人が
海外旅行をするということは
夢のような出来事であり
大変な贅沢であった時代で
ゆえに成立した
コンセプト

ヨーロッパの各国を
ブルコメと一緒に
旅するというコンセプトアルバム
『ヨーロッパのブルーコメッツ』収録曲で

サイケデリック時代の
スゥインギン・ロンドン
から届いた音の絵はがき

「サイケデリック・マン」

イントロのピアノのフレーズや
サビの部分でのコーラスには
ローリング・ストーンズの
「この世界に愛を」(原題「We Love You」)
の影響が感じられる





恋のサイケデリック2:37ザ・デビィーズ1968



デビィー中野という
黒人音楽好きの人物が
マネージャーになって
67年6月に結成された
北海道のGS
ザ・デビィーズ

「トワイライトゾーン」を
イントロにつかった
チープなサイケデリック・ソング

1968に
ミノルフォンからリリースした
ムードコーラス調の
デヴューシングル
「青いささやき」のB面。
「恋のサイケデリック」


北海道のGSは
ムードコーラス感の強い
イメージでしたが
68年という時代に感化され
サイケデリックサウンドに挑戦し始める。

そんなわけで
このグループも
二枚のシングルを
出していますが
まあ、
いずれもヒットとは無縁だった
その後、レコードを
出す事は無かったようですが

実力派R&Bグループとして
しばらくは札幌で
活動を続けていたようです



こんや最後の曲

(アニマルズの
「朝日のあたる家」のカヴァー)

朝日のあたる家/モップス


日本初のサイケデリック・グループを
標榜して生まれたグループ
モップスも
当初は
ファズギターを駆使した
サイケデリック路線が
続いたんですが

69年に入る頃には
それまでのイメージを払拭

よりシンプルな
ロック、ブルーズ、R&Bと
言った方向に転じることになる。

1970.6.5
三枚目のアルバム
『ロックンロール'70』では

数年前の
サイケの面影はなく

もはや時代遅れとなった
グループサウンズ・ムーブメント
との決別を計り

ロックンロール、
R&Bの古典を
1970年代ならではの
ハード・ロックで
演奏してみせた。

そんな中でも
A面4曲目の
このアニマルズの
「朝日のあたる家」の
カヴァーは意外にも
ハード・ロックではなく
ヘビー・フォーク的解釈で

ピアノ中心の
アコスティック・ナンバー

サウンド的にも間奏に
尺八を起用するなど
冒険的な試みが見られる。

オリジナリティーの強さ、
アレンジ・センスの良さ
を感じます。

朝日のあたる家/モップス




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


紹介されると
番組特製オリジナルステッカーと
D,侯爵手書きのQシート
深海の不気味イラスト入り
をプレゼントいたします

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FMおだわら
「ラジオルルイエD,侯爵宛」

〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地 小田原市役所1F

FAX.0465-35-4230

---------------------------------------------------------------


D,侯爵への励ましのお便り待ってます。





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なんと!ポッドキャスト『 R'lyeh』がうっかりラジオになっちゃった!!
うっかり聴くと正気度が下がる D,侯爵の『RADIO R'lyeh』 FMおだわら(78.7MHz)にて 毎週日曜21:00~21:30放送!(再放送は毎週月曜25:00~25:30放送)

FMおだわらはWebで聴けます!
サイマルラジオ http://www.simulradio.jp/
   直リンク http://www.simulradio.jp/asx/fmodawara.asx  
※Windows Media Playerのみ対応しています
※Macintoshでサイマルラジオを聴けるようにする方法
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Android携帯やタブレット→『 TuneIn Radio
by marquis_de_d | 2014-07-06 21:00 | 日常の一喜一憂
■D,侯爵、高い階段のある市庁の方へ■
クリックすると



クリックすると箱根の山の向こうに日が沈み、夕暮から宵闇へと変わるにつれてぽっかりと海の上に浮かんだまあるい赤い月が輝きを増してゆくと、海は黄金色から水銀色にギラギラと変わってゆく。そして僕は、美しい静寂の時が訪れるのを待っている。


小さく慌ただしい経験が途切れることのないさざなみのように押し寄せて、それはまるで耳障りに顔にたかる羽虫のような時間の連続だった。気がつくと一日が始まりそして終わった。

クリックすると夜が来ると酒を飲み、「一体自分は何なのか」「なにをするために生まれてきたのか」繰り返し考えている。悟ったと思えば迷い、明快な答えのないまま酩酊に身を任せて記憶は混乱してゆく。

自分を知ることしかない。

おそらく。

しかし、そうだ。

自分の弱さを理解するしかない。

賢者は言う

世の中にかえることができないものは過去と他人。かえることができるのは未来と自分。

愚者は問う

そうだろうか…本当にそうだろうか。この世の中のどんなものだってそんなに簡単にかえることはできないだろう、というのが悲しいけれども現実だ。最後はどんな結果であろうとも受け入れてしまうのが人間というものではないか。

人間は天使になろうとして獣のように振る舞ってしまう。弱くて愚かしく醜い心を持った自分を強く賢く美しい姿に変えることは人間には難しいのだ。毒虫の間に夏草を食み秋の空を舞う蝶のようには到底なれまい。

自分を知り、自分の弱さを知り、自分の醜さを知って、それを受け入れたうえで、さらに自分に足りないもの、すなわち、自分の弱さ、愚かさ、醜さを、強くする賢さをもつ美しい自分を育てていかなくてはならない。それには一般的に言うところの時計が刻む「時間」ではなく、自分の人生が刻む「時間」が「空間」を感知するセンスが必要なのだ。
by marquis_de_d | 2013-09-19 23:53 | 日常の一喜一憂
■D,侯爵、彼らは広場の雑踏の中を歩いて■
クリックすると



クリックすると久しぶりにゆっくりする時間ができて、とてもリラックスして過ごしている。リラックスすると副交感神経のはたらきで痩せるらしいけど、2キロほど体重が減ったから不思議だ。涼しくなってきてストレスが少ないのもヤッパリいいのだろう。

しかし、せっかくの休日だけれども、朝食のあと、いつものように掃除していたら何でもない姿勢から急にぎっくり腰になってしまった。掃除が終わったら「今日は一日なにをしよう?」「どこかに行こうか?」なんてワクワクしていたのに

本当になにもできない

のんびりすることだけができる一日になってしまったのでした。

仕方ないので、できるだけ動かないようにして過ごしました。

クリックすると それはそうと、ようやく今年も無事に銅門レイブをやれることが決定しました。正確にはようやく日程が確定しました。10月20日です。やはり、お城の敷地を使うとなるとなかなかにいろいろな難しい問題が立ちはだかるものです。しかし、今回もFMおだわらや第七回小田原ミュージックストリートの大いなる助力により今年もできるわけでございます。あとは当日の天候だけ心配すればいいという状況に速くなってほしい!




クリックすると クリックすると

by marquis_de_d | 2013-09-12 18:58 | 日常の一喜一憂
■D,侯爵、長い佩剣と長い面ざし■

クリックすると 八月最後の日。

やっと今日が終わろうとしている

八月が終わろうとしている

みんな大人になるとこんなことを言い出します。

「年取ると一年がはやく終わる」

もう八月終わりか…はやいなあ、これであっとゆうまに年末やね。




   本当に そうか?

僕は、ちっとも速くならない。一日がながくてその長い一日が毎日繰り返されていく。今年は特に長かった。夏がいっこうに終わる気配がない。八月が特に長かった。それでもやっと、ようやっと、今日一日を無事に過ごせば八月が終わる。

だから今日はなにもしない。

部屋でなにもしないでただ時の過ぎ行くのをじっと待っている。


だいたい、僕というものは目の前に餌をぶら下げられなければ動かない。尻に火がつかなきゃ始めない、という短所持ち主であり、この性格には自分でもほとほと愛想が尽きているわけで、さっさと性格改善でもしてやりたい気持ちで毎日頭を悩ませている。

クリックするとぼくはどうも損なところがあって、よそからみているとヤル気なく見られるようで、やれ「やる気を出せ」だの「本気でやってみろ」だのと励ましの言葉を投げかけられる。ところが真逆に「諦めろ」とか「飽きたら終わりにしよう」などと誘惑してくる人もいる。今週はいろいろ僕の「ヤル気」をそいでくれるようなことをそそのかされたり、誘惑されたりしたので非常に悶々と過ごしました。

しかし、そのようなことは僕の人生にはすでに何度もあったので経験済みであり、対処法は風に揺れる柳のようなしなやかさでもって何事においてものらりくらりとかわしつつ目標を見定め、粘り強く目的を成し遂げることであります。竹のようにまっすぐ、正直で、何もかもはねのけるような弾力を持ってして物事に臨むことを佳しとする偽善的な人道を説く人がおりますが、そんなもん、折れたら元も子もないやんけ。

その点、柳はすごいぞ。強風に負けない「しなやかさ」だけではない。たとえ折れても折れた枝から根をだして、また一本の樹木となる。柳が川沿いに並木のように生息する理由は例えば上流で川が氾濫し根こそぎ倒されたとしても、流木となって下流に流れついたらそこでまた倒木が根をはり芽をだして、繁殖する粘り強さを兼ね備えているのだ。

人生は時に荒れ狂う川のごとしであり、吾は柳のごとくありにけりだ

ただし、

自分で心を折ってしまわないこと

心の力は無限に人間の体力も気力も引き出すことができる。体ってものは不思議なもので一度スイッチが入れば疲れていても山を登りきる気力が湧いてくる。

しかし、心の力は無尽蔵だが、自分で心を折ってしまえば、そこが心の限界だ。自分で自分の限界を決めてしまうのだ。


僕の人生には僕に諦めさせよう、飽きさせよう、と不埒なささやきを続ける連中の多いこと。


まあ、それだけ魅力のある男だということも事実証明されたことに他ならないわけです。
by marquis_de_d | 2013-08-31 17:57 | 日常の一喜一憂
■D,侯爵、白い襟ひだと名誉のしるしの金鎖■
クリックすると



クリックすると朝、仕事に行く途中に大きなショウリョウバッタのツガイに出会う。こんなに大きい負んぶ飛蝗みたことないな。


 夕闇に三頭のアオバズクのシルエットが浮かび上がった話。

家の前にある大きな欅の木のウロに毎年、アオバズクがやってきて子供を育てる為に巣を作る。僕の家の周りにはネコも、タヌキも、ヘビもいるし、とくにその大欅のすぐそばにゴミ捨て場があるからカラスがたくさんやってくる。さらに、人間たちが住んでいる。人間の無関心さこそ彼らには危険だろう。そんな危険きわまりない場所にもかかわらず毎年五月頃にやってきて「ホッホ・ホッホ」と二回続けて鳴く特徴的な鳴き声を聞かせてくれる。


クリックすると 夕方、家の前を何とはなしに歩いていたら一羽静かに飛び立った。明らかにカラスやキジバトのそれとは違うシルエットですぐにアオバズクとわかる。飛び立った付近に目を凝らすと、まだ二羽そこでじっとしている。大きさは20センチ弱。頭がだるまさんみたいに丸くてかわいらしい。息を殺して観察していたが、鳥というのは目がいいので僕が見つけるより先に向こうが僕を観察しているものなんです。知らんぷりしているようでもコチラに気がついていないわけがない。ジワリとちょっとつま先を前にだしたら、ちょっとした僕の挙動に反応して二羽ともふわりと飛び立った。そのとき、ひらひらと羽を落として行ったから、すぐに駆け寄ってそれを拾ったのでした。そして、コレクションの棚に飾ってみたのです。


また来年もあえるんだろうか

そんな気持ちになりながら。

 じつに奇妙なことに、アオバズクが毎年飛来する家の前の大欅には「不思議な瘤」があって、それがどの角度から見てもフクロウに見えるんです。だから僕は自分で勝手にこの欅のことを「フクロウの木」と名付けているんです。きっと、このフクロウの瘤がアオバズクたちを守っているんだろうと勝手にそう思い込んでいるんです。

いつぞやは弟の車の上に折れた枝が落ちてボンネットがくしゃくしゃになったことがありました。一昨年は颱風の翌日にたくさん枝を落として、電線にそれがあたって危険だった。颱風去ったあと、作業車がやってきたときには切り倒されるんじゃないかとヒヤヒヤしたんですが、切られたのは欅に巻き付いていた太いヤマフジの蔦でした。(ちなみに、ヤマフジは切られたにもかかわらず今年も綺麗な藤の花を咲かせました)

それでも、すぐにフクロウの瘤が心配になってすぐに見にいきましたよ。

でも、ちゃんとフクロウの瘤はそこにありました。そして、今年もちゃんとアオバズクがやってきて、そして無事に大人になって飛んでいったんだ。フクロウの木に守られながら。
by marquis_de_d | 2013-08-30 15:48 | 日常の一喜一憂
■D,侯爵、黒いマントを着た老齢の■
クリックすると



クリックすると 今月はほんとよく京都に行きました。毎年恒例の座禅も今年は嵐山は天竜寺で一晩、しっかり座禅をしてありがたい和尚さんのお話を聴いて帰ってきたわけであります。まあ、こういうのは自分がなにか少しでも、和尚さんの爪の垢程度でも自分のものにしてやろうという貪欲さがなくては何にも得るものありません。はっきり言って足が痛いだけなのでやめた方が良いです。マゾの人はそっちの楽しみがあるかもわかりませんけどね。



クリックすると冗談のけて、本当に勉強になるお話が聞けてよかったです。

いろんな人と出会ってきて、僕もまあ成長したのかアホウになったのかわかりませんけど、自分だけではいまある自分の姿にはならなかった。自分を生んでくれた母がいて、育ててくれた父がおって、優しくしてくれたおババ様があって、勉強見てくれた学校の先生方がいて、僕を受け入れてくれた師匠の家があって、教えてくれる宗匠があって、支えてくれる家族があって、励ましてくれる、応援してくれるたくさんの友達がおりまして、それでいまの僕があるんです。

感謝しかないんです。

逆に言えば、僕なんてもんは何にもないんですな。

恩返しで始まり恩返しで終わる。そんな綺麗なこと、ほんとにできるんやろか。綺麗なことをやるのが気恥ずかしいくてやれない。「やれない」がいつの間にか「やってるやつは頭がおかしい」になって誰もやらなくなる。それを時代の移り変わりと人は言う。

人間て言うのは鏡です。いろんなものをそのまま映してる。でもその実態は無色透明の得体の知れないものなんです。透明人間ですよ。

鏡が鏡を映してる
映し鏡の世の中で

いったいなにが 本物なのか


手に触れるもの、口に入れられるもの、地に足がつく場所はいったいどこにあるのかしらん。
by marquis_de_d | 2013-08-28 15:20 | 日常の一喜一憂
■D,侯爵、太陽に照り映えた町■
クリックするとまた京都を行ったり来たり

今年は一体なんなんだろう。夏の京都なんて暑いばっかりなのに今月入ってから四回も京都に行く。こんなにも京都の似合わない僕なのに、それが仕事なんだから僕の人生もずれている。

まあ、人生なんてものは少し的外れなくらいがちょうど良い。

的の中心を狙った矢が命中したか外れたかで評価される人生は疲れる。


それに、成功は的のど真ん中に必ずしもあるとは限らないじゃないですか。

理想ばかり口にしていてもなにもできやしない。的のど真ん中にあたることよりも、的外れだろうが、あたったところで最高の成果を出すか、あたったところを「ここが、ど真ん中だ」と言い切ってしまうしかないんだ。あとは全力でやるかやらないかであって、一番良いのは、適当にやることだ。

 この適当がむずかしい。いちばん程の良い、バランスのとれた適当というのは。

しかしまあ、仕事なんてものは適当にやらなきゃいけませんよ。そこを頑張ってももらえるのは決まったお金だけなんだし。地位や名声なんてものを求める人もいますけれどもそういうものは人の一生の中で輝ける15秒をどう使ったかで決まってしまうんです。


生きる時間もないくらいに忙しく仕事していると、見失うのは自分だ。


自分を見失って、わからなくなるといつも思うんです。
僕の夢や理想ってなんだったんだろう、って。

夢のままでは実現できない。他人に説明できるようにできるだけ具体的に分かりやすく整理しておかないと。説得力の無い夢は具現化しないまま泡のように消えてゆく。

夢を具現化する力は企画力とそれを現実的に実行する力と言い換えることもできます。それができる人の言うことは説得力があって、そういう魅力を持っている人は、人を動かす力を持っていて、なんかしら結果をだしてますよ。
by marquis_de_d | 2013-08-23 16:13 | 日常の一喜一憂
■D,侯爵、やがて少しずつ色彩がはっきりして■
クリックすると


箱根はヤマアジサイがたくさん咲いていました。




クリックすると


毎週火曜日の午前中はたいていラジオ収録というのが僕の生活スタイルの一つになってきた今日この頃でありますが、今日は急遽、収録は外でやろう!ロケに行こう!と言い出した人がいましたので、朝から箱根を越えて御殿場に行ってきたのです。

陸上自衛隊の超人気イベント「富士総合火力演習」というのが25日にあるのですが、その予行が今日あって、チケットが手に入ったからいこうというわけです。



クリックすると


クリックすると「富士総合火力演習」略して「総火演(そうかえん)」は早い話が戦車などの実弾演習を見学できちゃうすごいイベントで、その人気たるやチケット抽選倍率、ハガキ応募15.9倍、インターネット21倍という超入手困難アイテムなのであります。

今回はその予行ということなんですが、普通にドンパチやります。

まあ、ドンパチなんてもんじゃないんですけど、実際。予行とはいえ実弾バンバン打つんだ。すごい迫力。昔一度、ボーイスカウトで見学にきたことあったんだけどこんなだったかなあ〜記憶にない。記憶になかっただけに新鮮だった。

花火の数十倍は迫力あるわけです。音もすごいんだけれども、衝撃波がすごい。

クリックすると非常に、良い経験ができた。貴重な経験ができた。と、しみじみ思うわけであります。こういう経験はしておいた方が良いなと。

まあ、僕はM110 203mm自走榴弾砲が好きです。

でかくて。

無駄なものがなくて。

ばかでかい砲身が車に乗っかってるだけ。余計なものがついてないむき出しすぎて操縦する人を守るようにできてない潔さがかっこいい。人も乗れないから別の車両で8人運んでこなきゃいけないし、そういうところも好き。


まあ、そんな兵器見学の後はポーラ美術館でモネを観たのでした。
by marquis_de_d | 2013-08-20 21:28 | 日常の一喜一憂
■D,侯爵、初めは明るむ霧のように■
クリックすると      クリックすると


強い風の吹いたあくる日、

道にたくさんサボテンの葉が落ちていたんです。


道に落ちていたサボテンを育ててみたら…

あっという間に大きくなったのでした。


クリックすると ドゥ  ドゥ  ドゥ

と大きな風が毎日秋を運んでくる。少しずつ夏はなりを潜めて、気がつくといつもどこかにいなくなってしまっている。今年もきっとそうなんだろう。

どうやら、関東の中で小田原は一番遅く夏がきて一番早く秋が来るみたい。

テレビやラジオでは今日も「残暑が厳しく…」だとか「熱中症に注意…」などと蝉のようにやかましく言っているようだから今日もテレビは見ない。夏の名残をやかましく過ごすのは蝉だけで良い。僕らはさっさと「涼」を納めて、もう秋を楽しむべきなのだ。

いつまでもだらだらと暑い暑いと言っているヒマはないんです。
いまという時を楽しむチャンスは待っていてくれないんですからね。



しかし、もっとコンパクトにまとまらないものだろうか。
もっと小さくまとめれば良いんだと思う。単純にすれば良いんだと思う。そうすれば人はもっと幸せになれるんだと思う。どうにかしてそうならないものかなあ。



いま生きる毎日の生活にこそ幸せがある。

そうでなくてはいけません。



もしも、いま幸せでないのなら、不幸ならば、もう一度、自分がちゃんと生きているか生きているのか確認すること。いますぐに。
by marquis_de_d | 2013-08-19 18:35 | 日常の一喜一憂


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