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■D,侯爵の『RADIO R'lyeh』、第弐佰禄什蜂夜■
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こんやもラジオルルイエ
今宵の永遠に付き合う皆様、どうぞよろしく…


□ 今夜紹介する楽曲 □




バン・バン・バン/ザ・スパイダース



準主演やゲスト出演

となると

GSの出ている映画は

かなりある。

その中でも

やたらゲスト出演映画が

多いのは

やはり

出演映画本数も最多を誇る

スパイダースだ


『高原のお嬢さん』(65)

『青春ア・ゴーゴー』(66)

『涙くんさよなら』(66)

『夕陽が泣いている』(67)

『喜劇 駅前百年』(67)

『君は恋人』(67)

『思い出の指輪』(ヴィレッジ・シンガーズ主演)(68)


本作は

浜田光男の復帰を祝って

日活スターが総出演した

1967年11月3日公開

『君は恋人』から


夜中に作家役の

渡哲也宅の

前で演奏するシーンのために

収録したもの


この『君は恋人』では

中村八大作曲の

「アヒルの行進」なる

レコード未発表曲の

オリジナル・ソング

演奏場面もみどころ




トインキー・リー/ザ・カーナビーツ



ワイルドな

ステージで有名な

カーナビーツは、

「恋をしようよジェニー」

「チュ!チュ!チュ!」

「恋の夜明け」など

多くの曲で

ファズトーンを駆使して

最もファズの

使用頻度が高いグループ


この曲は

臼井のソロで

68年3月に発売されたオムニバス・アルバム

『レッツゴー/グループサウンド第一弾』

に収められているナンバー


66年5月にゲイリー・ウォーカーが

英国でリリースした曲のカヴァー




Ys-11サリー&シロー


タイガースの

サリーとシロー

の唯一のアルバム1970/2リリースの

「トラ70619」収録曲


このアルバムは他にも

ムッシュかまやつ、

クニ河内、

小林勝彦など

豪華メンバーの集まった

アルバム


アルバムの中で

アメリカのガレージものの

ファンにも絶大な人気を

得ているらしいのがこのYs-11。


これほんとにカッコイイ曲で

何度もこの番組では紹介している


クレジットには

フラワーズのスチールギター

小林勝彦の作曲とありまして

麻生レミと小林勝彦が

渡米したことでフラワーズは

解散になるわけですが

いかに小林勝彦が重要な

ポジションだったか

感じないではいられない



夜をぶっとばせ/ザ・オックス




1968年12月に

発売された

『オックス・ファースト・アルバム』

に収録されているナンバーで

ローリング・ストーンズのナンバー

の日本語カヴァー


イントロとエンディングにみられる

サイケなフィードバック音の導入は

サイケデリック時代(1968)ならではのもの


--------------------------------------------------

当時、志のある男の子ならば

絶対に好きといっては

いけないグループが

タイガースと

フォーリーブスと

そしてこのオックスだった

--------------------------------------------------


オックスは


GSブームが行き着いた果てに

出てきたバンドで

芸能としてのGSを

極限まで押し進めたグループ。

GSの可能性を全く別の方向に

広げたと同時にぶち壊しもした。




元キングスのメンバーによって

67年11月大阪で結成されたバンド

68年春に上京、


オックスといえば

脅威の失神パフォーマンス


マスコミは

失神グループとして

センセーショナルにとりあげ

タイガース

テンプターズ

につぐ、人気を得た

グループ



このステージの失神は

連鎖的に観客の少女たちを

失神させてしまうことから

教育界の顰蹙を買い

11月10日の日比谷公会堂での

公演から失神は自粛するはめになる



(ところが、この公演でも

失神者が続出、場内大混乱、

途中で打ち切りとなる騒ぎに)




(「赤松愛クン失神弁明会見」

もむなしく

次々とコンサートが中止に追いやられ

GSには会場を

提供しないというホールも続出)


これがGS衰退に拍車を

かけることになる


(ビクター系列の策略)


GSの滅亡した理由として

有力な説に橋本淳(じゅん)氏の唱える

「ビクター系による謀略」説

がある。


これはGSブームの波に

おくれを取ったビクターが

何でも良いからブームを

潰せというんで


ブームを潰すには

どうすれば良いか

考えた末に生まれたのが

悪貨は良貨を駆逐する作戦で


あざといバンドばかり

をたくさん

何十組と送り出して


そうすると

すごいバンドも

ぼろいバンド

ごっちゃごちゃになって


ミソもクソも

一緒になっちゃった

というもの


このGS潰しのための

急先鋒として

送り出されたのが

オックスだというんですよね



とはいえ、


サイケデリック・ムーブメントは

強烈だっただけに

飽きられるのも早かった


68年の暮れには

日本の音楽ジャーナリズムも

サイケの次は

ソウル・ミュージックだ

いや、プロテスト・フォークだ

ブルースだ、

カントリー&ウェスタンだ

といったような風潮を煽る

ようになり

69年に入ると

音楽、ファッション

アートのどのシーンからも

サイケ的なものは

姿を消していくようになる


サイケデリック・モードの

退潮と軌(わだち)を共に

するように69年には

GSブームも終焉を迎える


時代はブルース・ロックへうつり

さらにはハード・ロックへと

発展していきます。






Good-Bye, Baby/Phoenix



はじめてワウワウペダルを導入するなど

そのサウンドエフェクトの多様ぶり

には右に出るものがいなかった

バンド、ザ・フェニックス


寺内タケシの事務所から


バニーズの弟分として


テリーズに続き


1967年に結成され

結成直後、油壺で一ヶ月に及ぶ

長期合宿でお得意の

寺内タケシ式スパルタ教育で

鍛えられ、寺内企画、

「1968年の秘密兵器」

というキャッチフレーズで売り出されたものの


大衆にはまだ

サウンドエフェクト過多の

音楽は突飛すぎたのか

いまいち

ヒット要素にかけていた。


そんなフェニックスの


セカンドシングル「グッド・バイ・ベイビー」


はじめて

ワウワウペダルを導入した

ということで


この曲でももちろん

ワウワウを使ってますが、


なんとヴォーカルまでトレモロを

使用した実験作。


ワウ、ファズはもちろん

その他わけのわからないサウンドエフェクトも

随所に挿入した

メンバー自身のオリジナル


ザ・フェニックスは

レコードはシングル二枚で

その後、出ずじまいなものの

横浜、東京のジャズ喫茶を中心に

地道に活動を続け


月に40本という

ライブスケジュールで

ほぼ毎日仕事があり、


実質的には

寺内企画で一番の黒字バンドだった。






恋のシンガリング /ストーンズ(1969/6


良い声ですよね


69年に「寺内タケシとブルージーンズ」に

参加するベーシスト石橋志郎と

ボーカルのルイ高橋らによる

幻のグループ


徳間の倉庫で保管されていた

未発表テープより


この曲は69年春に録音されていながら

発売されず、ブルージーンズで再録され

シングル「太陽に叫ぼう」のB面

「パパンパ・パン・パン」として発売された。



太陽に叫ぼう/寺内タケシとブルージーンズ 1969.6




再編されたブルージーンズの

第一弾シングル「太陽に叫ぼう」

寺内タケシの

ジミヘン風ギターをバックに

ルイ高橋がソウルフルに歌い上げる、

ニューリズム

「ファンキー&ウォーク」を

取り入れたというR&B



ルイ高橋時代の音源は人気が高いようです。




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by marquis_de_d | 2017-11-26 21:00 | RADIO R'lyeh
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□ 今夜紹介する楽曲 □




ビート・トレイン/ザ・ジャガーズ

フリフリ(Long Vers.)/ザ・スパイダース

730日目の朝/ザ・タイガース

白夜のカリーナ/ザ・バロネッツ

美しい愛の悲しみ/ザ・ブレイズ

青い瞳 - 「二人の銀座」/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

NIGHT TRAIN (Inst.)/チェック・メイト



ビート・トレイン/ザ・ジャガーズ(1968/6



デヴュー・シングル

「君に会いたい」のB面


スウィンギン・ロンドン的な感覚は

デヴュー前にすでに

エレキもヴォーカルもこなす

「リヴァプール・サウンド」スタイルを

完成させていたジャガーズならでは


『オースティン・パワーズ』を

彷彿させるジャガーズの主演映画

松竹68年3月30日の封切り

『進め!ジャガーズ敵前上陸』

横浜ドリームランドや、大町温泉スキー場で

ジャガーズがスパイ団に

付けねらわれるシーンの

BGMとして、この曲が

効果的に使われている





フリフリ(Long Vers.)/ザ・スパイダース


65年5月にリリースされた

日本最古のGS曲




ビートルズが自分たち自身で

ソングライティングする

ということに刺激を

受けたかまやつひろしが

作ったオリジナル曲で


これで

日本で始めて日本語による

オリジナル楽曲を

初めてレコード化した

ビートグループ、

スパイダーズが誕生するわけです。

まさにGSの起源がここに在る。



日本人がリズムを

とりやすいようにと

フリフリ・リズム

(トーキョー・サウンド)として

三拍子を使っているところが味噌

当時、ライヴでも

「サンビョーし!」

と合図してから

演奏を始めたという


欧米の新しい音楽に呼応しようという

熱気がほとばしる

まさに日本のガレージ・パンクの

古典と言っても過言ではない



当時人気絶頂の

青春歌謡歌手、舟木一夫主演

蓼科高原を舞台にした日活映画

『高原のお嬢さん』

(1965年12月4日公開)


記念すべき、スパイダーズ初主演映画である


お金持ちの大邸宅のパーティでの

演奏シーンで、堺正章の

モンキーダンスがバッチリみられる。



しかし、

本邦初GSオリジナル曲の

この曲も当時の

圧倒的な

エレキ・インスト・ブーム

の中にあっては

「唄入りの少し毛色の変わった曲」

として埋もれてしまった


ところが、2ヶ月後の

65年7月

コロムビアから

リリースされた

エミージャクソンの

「涙の太陽」が

日本人作曲家の

しかも英語歌詞による

作品だったにも

関わらず大ヒット

してしまうのだからわからないものである


”和製ポップス”の

先駆者作品として

多いにもてはやされた


65年は、まだまだ

GSへの道は険しかったのである






730日目の朝/ザ・タイガース


タイガースの

大スペクタクル

シンフォニックナンバー


大噴火で一瞬にして廃墟と化した

イタリアの古代都市

ポンペイの悲劇から

題材を得た

コンセプト・アルバム

1968年11月15日リリースだった

『ヒューマン・ルネッサンス』収録曲


加橋かつみ作詞作曲で


加橋かつみと岸部おさみ

による掛け合いは

まるでGS・オペラ

と呼ぶに相応しい



□白夜のカリーナ/ザ・バロネッツ


山野楽器の専属バンドとして

1967年12月に結成されたグループ


1968年9月


北海道の湖をテーマにした

「サロマの秘密」

でCBS・ソニーヵらアダムスと同時に

デヴューした


(北海道の一部ではキャンペーンが

功を奏して売れたという)


バロネッツは準男爵たちという意味で

キャッチフレーズは

”北欧ムードの神聖GS”で

バロネッツトーンなる

サウンドが売りだった



1968年10月からは

テンプターズとともに

NTV『爆笑ヤング・サウンズ』の

レギュラーとなった


その後も北欧哀愁ムード

のシングルを出したが

ヒットには至らず


最後のシングルは

TV映画『笑ってよいしょ』の挿入歌

「白夜のカリーナ」で

B面のみに参加


バロネッツの中では

もっともGS色の濃い

作品だが


この曲はもともと西野バレエ団のGS

エンジェルスのデヴュー曲に

なる予定だったが

オクラになっていた

いわくつきの作品だった

  









□美しい愛の悲しみ/江田聖明(ひであき)とザ・ブレイズ


GSブームも後期になると

少女マンガの世界を地でいくような

アイドル・バンドが続出したが


このグループもそのひとつ


日大一高の同級生で

結成されていたバンドに


ファッション誌

『美しい十代』の

マスコット・ボーイだった

江田聖明(ひであき)を

ヴォーカル兼ギターで加え

GSスタイルで売り出された



1968年10月15日

リリースだった

デヴューシングルのA面

「美しい愛の悲しみ」


オーケストラをバックにした

遣る瀬無い自己陶酔型歌謡


これを歌うとき

江田聖明(ひであき)は

決まって涙ながらに

歌っていたナルシス型GS歌謡



江田聖明はNTVの『あなたの出番です』

などで、

ひざまずき手をかざす

情熱たっぷりなパフォーマンスで

歌っていたが


二枚目のシングル

『卒業の季節』を

リリースした後、消息を聴かなくなった



青い瞳 - 「二人の銀座」/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ


先の二曲の後に

これを聞いてしまうと

ブルコメのうまさが

引き立ってしまい、

なんとも嫌味だったが

ブルコメはうまいんだから

仕方ないのである


1967年2月封切りだった日活の

山内賢&和泉雅子の

デュエットで大ヒットした歌を

テーマにした歌謡映画

『二人の銀座』より


『ジャズ・フェスティバル』なる

コンサートで大ホールにブルコメが

出てきて演奏するのが

この曲


これは彼らの

1966年11月リリースだったLP

『ベスト・ヒット’66』に

収録されている「青い瞳」と同じパターン


□NIGHT TRAIN (Inst.)/チェック・メイト



”燃える若さ!しびれるエレキ!

山内賢・ジュディ・オングの新コンビが放つ

野生の青春!!”


という1966年5月11日封切りの

日活映画

『帰ってきた狼』から


チェック・メイトは

66年当時、

リンド&リンダース

とともに

関西で人気を集めていた

神戸のエレキ・バンド



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□ 今夜紹介する楽曲 □




満足できるかな/遠藤賢司

人間主体の経営と工事/クニ河内とかれのともだち

ソー・ロング・ベイビー/ザ・モージョ

HERE COMES SPIDERS (Inst.)/ザ・スパイダース

御意見無用(いいじゃないか)/モップス

ハロー・アイ・ラブ・ユー(ライブ・ヴァージョン)/オックス





満足できるかな/遠藤賢司


我が国の至宝的存在

元祖パンクロック、遠藤賢司(エンケン)

「不滅の男」「史上最長寿のロックンローラー」



ヒット曲、『カレーライス』が収められたセカンドアルバムより

「満足できるかな」1971

間奏で「シーサイド・バウンド」を唐突に歌い始める

何となくやってみたらバックバンドだった「はっぴいえんど」

の連中が喜んだ為にそのまま収録したという。



人間主体の経営と工事/クニ河内とかれのともだち1970.12


キングレコードでは

布施明の大ヒット

「そっとおやすみ」の

作者としても知られる

ザ・ハプニングス・フォーの

クニ河内が

フラワートラベリンバンドの

ジョー山中と石間秀樹と作った

日本のロック黎明期の名盤

アルバム『切狂言』の収録曲


『切狂言』というアルバムは

はっぴいえんどの『風街ろまん』

と同時期に作られた

最も早い全編日本語の

ニュー・ロックLPとして

知られる入手困難盤で


この曲は71年に

フラワートラベリンバンドが

再録音し

「MAP」という

タイトルで米国の

ジョー・ママとの

スプリットシングル

として

アトランティック/ワーナー

よりリリースされた


この『切狂言』から36年経過した

2006年『切狂言2』ともいえる

続編、『Mr.Rallystupid philosopher(頓間な哲学者)

を当時と同じ顔合わせである

クニ河内とジョー山中の

最強タッグで

リリースしています。

こちらも

インディース・レーベル

からリリースであったので

一般のレコード店には

なかなか並ばなかった

逸品。



ソー・ロング・ベイビー/ザ・モージョ




弘田三枝子の

バックバンドとして

活動していたグループ、

”渡辺明とリズム&ブルーセス”

のキーボード奏者だった

本田竹彦が67年に結成した

グループで


その後、68年2月から

2ヶ月間アメリカへ

勉強にいっていた弘田三枝子が

帰国後「日本のアレサ・フランクリン」

としてR&Bを歌い始めた頃

やはり、

弘田三枝子のバンドとして

活動していました


69年2月に『欲ばりな恋』で

デノンからデヴュー

デヴュー時のメンバーは


リーダでオルガン担当の本田竹彦

ヴォーカル:鈴木実と西久保和来かずき

ギター:南正博

ベース:山田英男

ドラムス:平野裕之ひろゆき


なんですが

『欲ばりな恋』リリース直後の

1969年3月に

リーダの本田竹彦

ギター:南正博

ベース:山田英男

が脱退


メインのメンバーを失って

危機的な状態に陥ってしまう


オルガン古田皓士ひろし

ギター三畑貞次


を迎え入れ再起を図ったが

浮かび上がることなく

そのまま消え去った

グループ



ソー・ロング・ベイビー/ザ・モージョ


近年発掘された

ザ・モージョの未発表曲

この曲は1968年11月に

レコーディングしているので

グループ創立者である

オルガンの本田竹彦と

前任のギタリスト南正博が

参加している可能性が高い

録音ということになります。


この曲は当時未発表だったが

2000年に『GOOD NIGHT TOKYO』

というコンピレーションCD

に収録され陽の目をみた。

非情に完成度が高く

なぜお蔵入りしたのか


理由が全くわからない



HERE COMES SPIDERS (Inst.)/ザ・スパイダース


1968年1月3日封切りだった

日活映画

『ザ・スパイダースの大進撃』


映画用に書き下ろしたオリジナル曲の

カラオケ・ヴァージョン




御意見無用(いいじゃないか)/モップス


「日本最初のサイケデリック・グループ」モップス


ほかのバンドとの

区別化を図るために

サイケデリック・ミュージックを

標榜して登場した日本最初のバンド、

モップスですが


これぞ和製ハードロック

というおもむきの

1971年10月リリース

シングル曲「御意見無用(いいじゃないか)」


69年以降のモップスは

それまで背負っていた

サイケの看板を

払拭するかのように


よりシンプルな

ロック、ブルーズ、R&Bと

言った方向に進んで

ビクターから東芝に移籍。

意欲的に

ロックンロール・リバイバル的に

とりくんだ曲ですが、


全く理解されずに

この2ヶ月後に

ヤケクソでリリースしたシングル

『月光仮面』が

ヒットしてしまうのであります。



世の中は

アングラ、サイケ

ハレンチ、ハプニング

といった言葉を

みな同義語のように

使っていた時代ですからね。


求められていたのは

マジなロックよりもコミックソング

(英語圏では、「 ノベルティ・ソング」)

だったという結果にも

涙が出てきますが





ハロー・アイ・ラブ・ユー(ライブ・ヴァージョン)/オックス




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そしてこのオックスだった




「ハロー・アイ・ラブ・ユー」

ドアーズの68年夏の

全米ナンバー・ワン・ヒットの

カヴァー。


時代のオーラがそうさせるのか

ビジュアル系の

オックスまでもがサイケデリックしてた




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ヘイ・ガール/ザ・ヴァン・ドッグス

シェビデビで行こう/ザ・プレイボーイ

東京ナイト/山内賢 & 和泉雅子

ゲット・バック/ザ・カーナビーツ

サハリンの灯は消えず/ザ・ジェノヴバ

傘がない/モップス

青春ア・ゴーゴーのテーマ/オリジナル・サウンドトラック





ヘイ・ガール/ザ・ヴァン・ドッグス


このバンドも

オルガンを

重視したバンドだった


イタリアの

イ・リベリというバンドの

ダンサブルなナンバー

(これはコロンビアから

「ヘイ・ヘイ・ガール」というタイトルで

邦盤もでている)


をカヴァーしたもの



1967年8月リリース

二枚目のシングルA面となった曲

これはその、アウト・テイクになります


リリースされた

シングル盤とは

間奏のかけ声などに

違いがある



千葉正健の

粘着質なオルガンと

間奏のファズ・トーンが

聴きもの





シェビデビで行こう/ザ・プレイボーイ1967



小田原にゆかりのあるGS


ザ・プレイボーイ


小田原相洋高校の

同級生を集めて結成した

グループ。


カルトGS究極の名曲で、

今も燦然と魅力を放っている魔法のような曲


これは二枚目のシングル。


無意味な歌詞と

ロカビリー臭の漂う

シンプルなロックンロール



最初の二枚のシングルは

50年代ロカビリースピリットを受け継いだような

ガレージロックだった


この路線で

夢のようなアルバムを

作ってもらいたかったほどだが


この後に

メンバーチェンジしてから

コーラス中心の

ポピュラー・ソングを歌う

グループにがらりと様変わりして


歌謡曲っぽいシングルを

三枚出しただけで終わってしまった



□東京ナイト/山内賢 & 和泉雅子


1967年10月公開だった日活の

『東京ナイト』

『二人の銀座』和泉雅子・山内賢による

フレッシュコンビ共演による第二弾


東京に憧れる

京都舞妓が家出して

上京して様々な騒動を

繰り広げると言った内容だった


世間的には

和泉雅子・山内賢コンビといえば

1966年の「二人の銀座」ばかりが

取り上げられるが

この「東京ナイト」も

ぜひ目を向けていただきたい


元々は1967年6月

に日本のみでリリースされた

ベンチャーズのシングル

「北国の青い空-HOKKAIDO SKIES」の

B面に収録された楽曲で

これに

永六輔が詞をつけたものだが


スピード感のある

景気のいい

ドラムとギターを

前面に持ってきて


コーラスと

ヴァイブラフォンを

散りばめた

オーケストラを

バックに


キラキラとした

いかにも

映画音楽でありながら

しっかり

エレキ感を

引き出している

素晴らしい編曲で


アレンジは

弘田三枝子の「人形の家」

テンプターズの

「エメラルドの伝説」

「おかあさん」を手がけた川口真


実は、作曲家としてデヴューする以前は

ベンチャーズの作曲作品

「二人の銀座」「北国の青い空」などの

アレンジを担当していたのである




□ゲット・バック/ザ・カーナビーツ



1969年11月25日にリリースされた

『ヤング・ポップ・ベスト・ヒット14』

収録作品



カーナビーツの典型的直球型カヴァーだが


69年4月にカーナビーツを脱退した

臼井啓吉の後釜として

加入した ポール岡田 の

リード・ヴォーカルを

メインで聴ける

のは

この曲だけである。




サハリンの灯は消えず/ザ・ジェノヴバ(1968.2


作曲家、北原じゅん氏が

門下生を集めて

67年10月に結成したグループ

当初は

水戸浩二のバックバンドとして活躍


67年12月の水戸のシングル

「君さえいれば」でも

レコードには記されていないが

演奏をつとめています。


歌声運動の昔から

ロシア民謡というのは

世界中で日本人に最も

親しまれているのだから

それにGSサウンドを

プラスしたら

受けること間違い無し

ということで


これまでの米英中心の音楽から

ソ連に目を向けてみようと


シベリア・サウンド

ロシア/ソビエト・サウンド

なるものを

発表したら

きっと受け入れられるであろう

という

かなり強引な

理論で登場したグループ


ロシア民謡をモチーフとした

シベリア・サウンドを

特徴として、

文字通り

樺太(サハリン)を

テーマにした

デビューシングルの

A面『サハリンの灯は消えず』は

力強い歌い方と

望郷の念に駆られるような

メロディーで

オリコン37位まで上昇するヒット。


しかし、

昭和元禄の

若者たちに

引き揚者の

心情を歌わせる

必然性はどこにあったのか。




傘がない/モップス



1973年6月5日リリースだった

アルバム

「モップス1969~1973」から


アルバムタイトルから

ベスト盤的なものを

想像しがちだが



このLPでしか聴けない曲も

かなり収録されている


この曲も

井上陽水の

ヒット曲を


オーソドックスなアレンジで

カヴァー




青春ア・ゴーゴーのテーマ/オリジナル・サウンドトラック


青春ア・ゴーゴーのテーマ/スパイダース


1967 3月公開の『青春・ア・ゴーゴー』


東宝の『エレキの若大将』と

並ぶエレキ映画の傑作


この録音の演奏も

おそらくは

スパイダースによる

即興のインストナンバーでありまして


素晴らしい

スピード感のあふれる

演奏が楽しめたかと思います。



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by marquis_de_d | 2017-11-05 21:00 | RADIO R'lyeh


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